文学部日本文学科/文学科日本文学専修設立60周年記念国際シンポジウム①「環流/貫流する日本文学──十七世紀の文学圏──」
INFORMATION
十七世紀の日本をとりまく文学圏に光をあて、文学にかかわる人・言説・文物・知が、地域や時代をまたいで環流/貫流する様相を多角的に掘り起こしていく。それによって、これからの日本文学研究の可能性を探っていきたい。第一日目は3名の講師による基調講演、第二日目はシンポジウム第一セッション「移行期としての十七世紀──解釈と再編の動態──」、第二セッション「異化される十七世紀──当代の古典──」および全体討論を行う。
【基調講演】
「後陽成天皇歌壇の展開──十七世紀学芸の始発──」
学習院大学文学部教授
鈴木 健一 氏
専門は日本近世文学・和歌文学。主要業績に、『江戸古典学の論』(汲古書院、2011年)、『古典注釈入門 歴史と技法』(岩波書店、2014年)など。
「日韓固有文字の発明と文学──朝鮮通信使の視点」
韓国外国語大学校教授
金 鍾徳 氏
専門は日本中古文学・物語文学。『源氏物語の伝承と作意』(J&C、2014年)、『平安時代の恋愛と生活』(J&C、2015年)など。
「仮名草子の時代──アジアへの視座──」
自由学園最高学部長・本学名誉教授
渡辺 憲司
専門は日本近世文学・文化。主要業績に、『江戸遊女紀聞 売女とは呼ばせない』(ゆまに書房、2013年)、渡辺憲司他編『江戸吉原叢刊』全7巻(八木書店、2010年~2012年)など。
《司会・コーディネーター》
本学文学部教授
鈴木 彰
本学文学部准教授
水谷 隆之
詳細情報
名称
文学部日本文学科/文学科日本文学専修設立60周年記念国際シンポジウム①「環流/貫流する日本文学──十七世紀の文学圏──」
対象者
本学学生、教職員、校友、一般
※申込不要、入場無料
※申込不要、入場無料
主催
文学部文学科日本文学専修
共催
立教大学日本文学会