文学科 英米文学専修
MESSAGE
世界に開かれた文学を
英語で学び、
未来の自分と出会う
Department of Letters
Course in
English and
American Literature
立教大学
池袋キャンパス
OBJECTIVE
英語圏の文化を学び、
豊かな英語力で自己表現できる人を育てます。
英米文学専修の3つの特色
この専修で学べることとは?
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文学や文化を、英語で学ぶ。
1アジアやアフリカをも含む世界の英語圏の言語・文学・文化を通して、映画、音楽、美術、雑誌など、さまざまな素材を通して、人間の生き方や考え方に触れます。
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実践的な学びを重視。
2「身に付けた英語で何をするか」。そのための実践的な学びが充実しています。例えば海外フィールドスタディを通し、言語表現・異文化対応・現地調査などの基本能力を高めます。
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幅広い分野の科目から、
関心に沿って自ら学ぶ。31・2年次に基礎を修得、3・4年次に演習を中心にしながら自分の関心と目標に沿って、文学、文化、言語などの分野から自由に履修計画を立てていきます。
文学科は5つの専修から1つを選択。
他専修の科目も興味に応じて履修可能です。
立教大学文学部の文学科は、英米文学専修、ドイツ文学専修、フランス文学専修、日本文学専修、文芸・思想専修の5つの専修で構成されており、入試や合否の判定は専修ごとに行います。
学生は各専修に所属してそれぞれの専門科目を学びながら、同時に他専修の科目も履修することができます。また、他学科の単位も取得が可能です。
英米文学専修で
身に付く能力・知識
この専修で育まれる力とは?
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豊かな英語力の獲得。
ネーティブ教員による少人数クラスで、英語学や英米文学を英語で学びます。英語で読み、聞き、発表することを通して、コミュニケーションで本当に使える英語力を身に付けます。
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新しい自分を創造する力。
数多くの英米文学を学ぶことで、従来の自分にはなかったさまざまな視点を得ることができます。これにより自分自身の言葉や考え方について客観的に見つめる力が身に付きます。
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英米文学作品を読解する力。
演習では、小説や詩などの英米文学作品を熟読し、発表やディスカッションを通して文学作品の読み方や文学テキストを深く鑑賞する能力など、文学研究に必要な基礎能力を身に付けます。
Q.「英米文学専修で学ぶ」とは、
どういうこと?
A.英語で書かれた文学を通じて、
新しい自分に出会えることです。
ゴスペルに隠された
「悲しみ」を想像できるか?
かつて、アメリカで暮らしていた奴隷たちは、「黒人霊歌」と呼ばれる音楽を生み出しました。黒人奴隷の間にキリスト教が広まったことで誕生したこの歌は、西洋の賛美歌と、彼らの出身地であるアフリカ独特の音楽的感性をのせた労働歌を融合させたもので、「悲しみの歌」とも称されました。
奴隷として希望の見えない現世の苦難を耐え忍びながら、天上への解放に救いを見いだしていた多くのアフリカ系アメリカ人たちにとって、この歌は切実な心の拠り所でした。やがて時は流れて20世紀になり、この宗教歌は、ジャズやブルースと結びついて「ゴスペル」と呼ばれる大衆音楽ジャンルへと発展していったのです。
歌声の奥に隠された黒人奴隷の苦悩とは、そして救いとは。異国の言語や文化の歴史をたどることで、奴隷制を経験していない日本人が、他者である彼らの記憶をどこまで深く理解できるのでしょうか。英米文学専修で学ぶ私たちの知性と想像力の感度が試されます。
例えば、
こんなことも
英米文学専修の
学びです。
英米文学専修の教員と演習テーマ
教員一覧を表示する氏名 | 演習テーマ | リンク |
藤巻 明 | ルネサンス期から現代までのイギリス詩 | 研究者情報 |
古井 義昭 | アメリカ文学・文化史 | 研究者情報 個人サイト |
岩田 美喜 | イギリス・アイルランド演劇 | 研究者情報 |
唐澤 一友 | 中世英語英文学・英語史 | 研究者情報 |
小山 太一 | イギリス小説 | 研究者情報 |
新田 啓子 | 人種と性からみるアメリカ文学と文化 | 研究者情報 |
澤入 要仁 | アメリカ詩・比較文学比較文化 | 研究者情報 |
Yates, Michael D.H. | ポストモダン文学、批評理論 | 研究者情報 |
舌津 智之 | アメリカのモダニズム文学─小説・詩・演劇 | 研究者情報 |
鈴木 孫和 | イギリス小説・伝記文学 | 研究者情報 |
小南 悠 | 19世紀アメリカ小説 | 研究者情報 |
Taylor, David | 近代イギリス・アイルランド散文および演劇 | 研究者情報 |
留学を希望していた私にとって、多様な留学プログラムがある本専修は大変魅力的な環境でした。当時は新型コロナウイルス感染症の流行拡大によって海外交流が停滞していた時。実際に何度も渡航が危ぶまれましたが、いかなる時にも学びを支えてくださる先生方のおかげで、晴れて1年間の留学生活を送ることができました。
英米文学専修 佐藤 真幸さん大学案内2025より
文学を学ぶには、作品の内容だけでなく、作者が暮らした国の文化や時代背景まで学びとる姿勢が求められます。こうしたアプローチで文学を読み解くことを繰り返すうちに、理解し難い物事に直面した時、その周囲にあるさまざまな事象に着目して、多角的に考える習慣が身につきました。
英米文学専修 中川 晴さん大学案内2024より
関連リンク
文学部文学科英米文学専修に関する詳しい情報はこちらからもご覧頂けます。