公開講演会「アメリカ文学・文化にみる災害」(Disaster in American Literature and Culture)
INFORMATION
ジェイムズ・フェニモア・クーパーやスティーヴン・クレイン、W.E.B.デュボイスなどのアメリカ文学作品は、災害——火事やハリケーン、そしてとりわけ地震——のテーマを扱っている。注目すべきは、それらの災害表象が、環境的・人種的・性的な被傷性(vulnerability)の不平等な配分を描いていることである。震災を経験した日本人にとっても切実なこの問題について、米国の文学・文化がいかなる光を投じうるのか見定める。
講師
St. John’s University(セント・ジョーンズ大学)教授
Jennifer Travis(ジェニファー・トラヴィス) 氏
ブランダイス大学英文科で博士号を取得し、現在はセント・ジョーンズ大学英文科の主任教授。アメリカ文学・文化を専門とし、ジェンダー批評の視点を取り入れつつ、トラウマ・被傷性の問題について研究している。主な著書に、Danger and Vulnerability in Nineteenth-Century American Literature: Crash and Burn(Lexington Books, 2018)、Wounded Hearts: Masculinity, Law, and Literature in American Culture(U of North Carolina P, 2005)、共編著にGender and American Literature(Cambridge UP, 2022)など。
詳細情報
名称
公開講演会「アメリカ文学・文化にみる災害」(Disaster in American Literature and Culture)
対象者
本学学生、教職員、校友、一般
申し込み
- 事前申し込み 不要
- 参加費 無料
主催
文学部文学科英米文学専修
お問い合わせ
文学部文学科英米文学専修教授
舌津 智之
E-mail:[email protected]