公開講演会「ガザ・モノローグ」朗読:パレスチナの声なき声に

INFORMATION

  • 2024年2月24日(土)13:00~16:30(開場 12:30)
  • 池袋キャンパス タッカーホール2階 講堂

「ガザ・モノローグ」とは、パレスチナのヨルダン川西岸にあるアシュタール劇場が企画・制作した演劇です。2008年~2009年にガザがイスラエルに空爆された際、ガザの若者31人がモノローグ劇を作ったことからはじまりました。その後、2014年の空爆、昨年からのガザ侵攻のモノローグが追加され、物語が紡がれつづけています。

犠牲者が増え続ける悲惨な侵攻が起きている状況のなか、アシュタール劇場は世界中の演劇関係者に「ガザ・モノローグ」の朗読を呼びかけています。本公演では、呼びかけに応じ、劇団「理性的な変人たち」と俳優たちがモノローグを第I部と第II部に分けて朗読します。モノローグはパレスチナの声なき声を伝えています。第I部と第II部のあいだには、パレスチナ/イスラエルの戯曲の翻訳者でもある渡辺真帆氏に解説をいただきます。朗読を通じてガザを生きる個人の体験に接近します。

講師

パフォーマンスユニット
理性的な変人たち

「人が繋がるために演劇に何ができるか、そのための表現とは何かを模索する」劇団。東京藝術大学を卒業後、演劇の世界で活動する5人の女たちによるパフォーマンスユニット。

通訳・翻訳者、ドラマトゥルク
渡辺 真帆 氏

東京外国語大学アラビア語専攻卒。2014年、パレスチナ留学中に演劇と出会い、アルカサバ・シアターと日本の演劇人との共同制作『羅生門|藪の中』に参加。演劇作品の翻訳にヴァイツマン『パレスチナ、イヤーゼロ』、『占領の囚人たち』、ガンナーム『朝のライラック』(小田島雄志・翻訳戯曲賞受賞)、カナファーニー『帽子と預言者』など。他、ドキュメンタリー映画の通訳・翻訳、NGOの支援活動など、様々な形でパレスチナに関わる。

詳細情報

名称

公開講演会「ガザ・モノローグ」朗読:パレスチナの声なき声に

内容

【プログラム】
12:30 開場
13:00 開会
13:10~14:10 ガザ・モノローグI
14:10~14:25 休憩
14:25~15:00 翻訳監修 渡辺真帆氏によるレクチャー
15:00~15:15 休憩
15:15~16:15 ガザ・モノローグII
16:30 閉会

対象者

本学学生、教職員、校友、一般
※小学生以下は入場不可

申し込み

  • 事前申し込み 必要
  • 参加費 無料

【定員】
800名

以下のWebサイトよりお申込みください。

主催

科研費学術変革領域研究(A)「イスラーム的コネクティビティにみる信頼構築:世界の分断をのりこえる戦略知の創造」(イスラーム信頼学)「紛争影響地域における信頼・平和構築」(研究代表者:石井正子(立教大学)課題番号:20H05829)

共催

異文化コミュニケーション学部~学部公開講演会『言語と社会や文化を<つなぐ>:世界と切り結ぶ異文化コミュニケーション』の一環として~

協力

理性的な変人たち

お問い合わせ

異文化コミュニケーション学部教授
石井 正子

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