公開シンポジウム「生物多様性保全(ネイチャーポジティブ)の達成をめざしたこれからの環境教育の展開」
INFORMATION
KEEP協会の清泉寮から始まった日本初の環境教育ネットワークである日本環境教育フォーラムの設立30周年を機にこれまでの日本の環境教育の取組を振り返るとともに、気候変動と並ぶ喫緊の課題である生物多様性保全(ネイチャーポジティブ※)に向けたこれからの環境教育を基調講演並びにシンポジウム(企業や環境省、自然学校、ユースの視点から)を通して展望する。
※2022年12月に新たな生物多様性に関する世界目標である「昆明・モントリオール生物多様性枠組」が採択され、我が国においても官民をあげた生物多様性保全(ネイチャーポジティブ)の取り組みが始まっている。
登壇者
環境ジャーナリスト、公益社団法人日本環境教育フォーラム会長、学校法人青森山田学園理事長、NPO法人自然体験活動推進協議会代表理事
岡島 成行 氏
読売新聞社記者、青森大学教授、大妻女子大学教授、日本環境教育フォーラム理事長などを経て現職。
公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)理事長、東京大学大学院農学生命科学研究科教授、同サステイナビリティ学連携研究機構機構長、中央環境審議会会長代理(自然環境部会長)、Distinguished Chair, Wangari MaathaiInstitute for Peace and Environmental Studies, University of Nairobi
武内 和彦 氏
国連大学上級副学長、国際連合事務次長補、国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)上級客員教授等を経て現職。
本学名誉教授、ESD研究所運営委員、公益社団法人日本環境教育フォーラム理事長、青森大学客員教授、IUCN-CEC委員、日本環境教育研究所長
阿部 治
日本環境教育学会長、NPO法人持続可能な開発のための教育推進会議代表理事、ESD研究所長等を経て現職。TEMM ENVIRONMENT AWARD、日本自然保護大賞沼田眞賞等を受賞。
東北大学大学院生命科学研究科教授、富山大学客員教授、富山国際大学客員教授
藤田 香 氏
東京大学理学部物理学科卒、日経BPにて、日経エレクトロニクス記者、Nikkei Electronics Asia記者、ナショナルジオグラフィック日本版副編集長、日経エコロジー編集委員、日経ESG経営フォーラムプロデューサー、日経ESGシニアエディターなどを経て現職。
環境省自然環境局長
奥田 直久 氏
外務省在ケニア日本国大使館一等書記官、環境省自然環境局自然環境計画課課長補佐、九州地方環境事務所那覇自然環境事務所長、自然環境局野生生物課長、自然環境計画課長、財務省長崎税関長などを経て現職。
本学ESD研究所運営委員、スポーツウエルネス学部准教授
奇二 正彦
一般社団法人Change Our Next Decade代表理事
矢動丸 琴子 氏
2019年に生物多様性条約COP15に向けChange Our Next Decadeを設立。現在も代表を務める。CBD-COP14等の国際会議への参加経験も有し、生物多様性分野での若者による活動促進に尽力している。千葉大学大学院園芸学研究科博士後期課程在学中。専門は、環境健康学、人間植物関係学、環境教育学。