第51回現代のラテンアメリカ「佐藤究×柳原孝敦 公開対談:『テスカトリポカ』の世界観とラテンアメリカ」
INFORMATION
小説『テスカトリポカ』の世界から見たラテンアメリカとはいかなるものか、ラテンアメリカ文学の視点からは『テスカトリポカ』はどう映るのか。今年同作品で、第165回直木三十五賞と第34回山本周五郎賞を受賞した佐藤究氏と、ラテンアメリカ文学研究者の柳原孝敦氏が語り合う。
登壇者
作家
佐藤 究(さとう きわむ) 氏
1977年、福岡県生まれ。2004年、佐藤憲胤名義の『サージウスの死神』が第47回群像新人文学賞優秀作となり、同作でデビュー。2016年『QJKJQ』で第62回江戸川乱歩賞を受賞。2018年、『Ank: a mirroring ape』で第20回大薮春彦賞、および第39回吉川英治文学新人賞を受賞。2021年、『テスカトリポカ』で第34回山本周五郎賞受賞、第165回直木三十五賞受賞。
東京大学大学院人文社会系研究科教授
柳原 孝敦(やなぎはら たかあつ) 氏
1963年鹿児島県生まれ。専門はスペイン語文学、現代文芸論。著書に、『ラテンアメリカ主義のレトリック』(エディマン)、『テクストとしての都市メキシコDF』(東京外国語大学出版会)、『映画に学ぶスペイン語』増補改訂版(教育評論社)など。訳書にアレホ・カルペンティエール『春の祭典』(国書刊行会)、ロベルト・ボラーニョ『野生の探偵たち』共訳(白水社)、『第三帝国』(白水社)、フアン・ガブリエル・バスケス『物が落ちる音』(松籟社)、セサル・アイラ『文学会議』(新潮社)など多数。2017~2020年度立教大学ラテンアメリカ講座講師(ラテンアメリカ文学・スペイン語講読)。
司会
本学文学部文学科文芸・思想専修教授、ラテンアメリカ研究所所員
林 みどり
詳細情報
名称
第51回現代のラテンアメリカ「佐藤究×柳原孝敦 公開対談:『テスカトリポカ』の世界観とラテンアメリカ」
対象者
本学学生、教職員、校友、一般
申し込み
主催
ラテンアメリカ研究所