公開研究会「2021年度アメリカ学会清水博賞受賞記念研究会」
INFORMATION
今年度のアメリカ学会清水博賞受賞作『米国の冷戦終結外交—ジョージ・H・W・ブッシュ政権とドイツ統一』(有信堂高文社、2020年)の著者である志田淳二郎氏を招き、米国政治外交史を専門とする中嶋啓雄氏、米国の安全保障政策を専門とする竹本周平氏とともに、志田氏の著書について議論、討論を行い、その後司会とフロアを交えた質疑応答を行なう。
パネリスト
名桜大学国際学群准教授
志田 淳二郎(しだ じゅんじろう) 氏
2019年中央大学大学院法学研究科博士後期課程修了。中央大学法学部助教、笹川平和財団米国ワシントンDC客員準研究員などを経て現職。専門は、米国外交史、国際政治学、安全保障論。単著に『ハイブリッド戦争の時代——狙われる民主主義』(並木書房、2021年)がある。『米国の冷戦終結外交—ジョージ・H・W・ブッシュ政権とドイツ統一』(有信堂高文社、2020年)でアメリカ学会より第26回清水博賞を受賞。
大阪大学大学院国際公共政策研究科教授
中嶋 啓雄(なかじま ひろお) 氏
1997年一橋大学大学院法学研究科博士後期課程修了。ウィリアム・アンド・メアリー大学客員研究員、大阪外国語大学准教授などを経て2016年から現職。専門は、米国政治外交史、国際関係史。『モンロー・ドクトリンとアメリカ外交の基盤』(ミネルヴァ書房、2002年)で2002年度アメリカ学会清水博賞を受賞。編著にInternational Society in the Early Twentieth Century Asia-Pacific: Imperial Rivalries, International Organizations, and Experts (Routledge, 2021年)などがある。
国際教養大学国際教養学部助教
竹本 周平(たけもと しゅうへい) 氏
2015年東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士課程単位取得満期退学。国際教養大学国際教養学部講師を経て現職。専門は、米国外交・安全保障政策、米ソ(露)軍備管理、国際安全保障。主要論文に「新START後の米露軍備管理」『海外事情』(拓殖大学海外事情研究所、2017年5月)などがある。