ラテンアメリカ講座受講生セミナー
INFORMATION
第1部:「キューバに残るスペイン伝来の農民音楽」
キューバで農民音楽として分類される、4分の3拍子で奏でるプント。スペイン系白人の多い中部内陸部で親しまれています。キューバ音楽の研究者や愛好家は多いが、農民音楽を研究している人は少ないです。発表者が現地で撮影した楽団の写真や動画を紹介しながらスペイン伝来の農民音楽を解説します。
第2部:「戦後ブラジルにおける日系人画家の系譜」
190万人ともいわれる日系人が暮らすブラジルは、戦前から現代まで多くの日系人画家を輩出しました。コーヒー農園の風景などを描いた移民1世から、抽象画、現代アートを花開かせたブラジル生まれの画家まで。日本国内に収蔵されている作品を中心にその系譜をたどります。
発表者
第1部
ラテンアメリカ講座元受講生
坂口 透 氏
中央大学法学部卒業。財団法人NHKサービスセンターに勤務後、旅行情報誌や教育誌の編集者・著述家として活動。これまで計5冊の著書を上梓している。主著に『キューバ音楽紀行』(東京書籍、2000年)、『キューバ音楽を歩く旅』(彩流社、2016年)など。2013~15、2017~19年度ラテンアメリカ講座を受講。
第2部
ラテンアメリカ講座受講生
窪田 直子 氏
日本経済新聞東京編集局文化部で20年以上にわたり、美術記者として西洋美術、日本美術、建築や写真の潮流を追い、展覧会評、日曜朝刊のカラー連載「美の巨人」「美の故郷」「美の美」「美の粋」などを執筆。2020秋学期~21年度ラテンアメリカ講座を受講。
司会
本学異文化コミュニケーション学部教授、ラテンアメリカ研究所所長
佐藤 邦彦
詳細情報
主催
ラテンアメリカ研究所