公開講演会「コロナ禍における身体コンディショニング—「コロナ太り」を検証し、プロスポーツ選手トレーナーから体調不良予防・パフォーマンス低下予防について実技を中心に学ぶ—」
INFORMATION
新型コロナウイルスの世界的な流行により、我が国においては現在、オンライン授業、テレワークが推奨され、通学や通勤といったごく日常的な運動でさえ、実施できない、あるいは実施しない環境となっている。また、緊急事態宣言の発令等により「三密」を避けるために運動・スポーツ施設が閉鎖されるなどから、一時期、運動・スポーツ施設を利用しての運動・スポーツの日常的実施が困難となった。「日常的」というのであれば、ソーシャルディスタンスを確保してのスポーツ器具、更衣室の利用など、未だ「日常的」な実施は戻っていないともいえる。さらには、緊急事態解除宣言後も、ウォーキングでさえ飛沫感染を防ぐ等の理由から敬遠される現状にある。
以上の現状を踏まえ、本講演会では、運動・スポーツの立場から、2部構成で「コロナ太り」にアプローチする。まず第1部は、巷でささやかれる「コロナ太り」が実証的に証明されるのか、緊急事態解除宣言直後に実施された笹川スポーツ財団のデータを基に、数量的・社会学的に愛知東邦大学の大勝志津穂教授にご説明いただく。次に第2部として、現在でも続くコロナ禍にあって、「コロナ太り」を予防するだけでなく、体調不良・スポーツパフォーマンス低下を予防するための運動についての講義及び実技を展開する。実技では、日常的に運動・スポーツへ取り組んでいる体育会・運動系サークルの学生用に比較的運動強度の高いものを中心に、さらには一般成人用に比較的運動強度の中等度のもの、そして運動・スポーツ経験があまりない者に向けて運動強度の低いもの、それぞれについての講義及び実技を、東中野はりきゅう整骨院SPORTSLAB院長であられ、日本で活躍後、現在ニューヨークで活躍されている野球選手や、武井壮氏、競歩オリンピック選手の岡田久美子氏、多数の箱根駅伝出場選手の治療やサポートにあたられた経歴を有される、株式会社SPORTSLAB代表取締役 東中野はりきゅう整骨院SPORTSLAB院長の野口径大氏にご教授願う。(2020年12月25日現在)
講師
愛知東邦大学教授
大勝 志津穂 氏
2004年中京大学大学院体育学研究科博士課程単位取得満期退学。
2019年中京大学大学院体育学博士号取得。
愛知東邦大学人間健康学部人間健康学科教授。
研究分野は、スポーツ社会学。2015年より、以下の要職を歴任され、現在に至られる。笹川スポーツ財団スポーツライフ調査委員。日本体育学会体育社会学専門領域評議委員。日本スポーツとジェンダー学会幹事。愛知県サッカー協会女子委員会総務部東尾張担当。
株式会社SPORTSLAB代表取締役 東中野はりきゅう整骨院SPORTSLAB院長
野口 径大 氏
2009年呉竹学園東京医療専門学校卒業。
株式会社SPORTSLAB代表取締役 東中野はりきゅう整骨院SPORTSLAB院長。
一般患者の他、国内の国際大会級選手だけでなく海外選手からの依頼も受けられる。また、日本の大学病院等の機関にてスポーツ科学・不定愁訴・後遺症や合併症等の研究をされている。東京ガールズコレクション出演モデルのトレーニング・ケアアドバイザーを務められるなど、動ける体をテーマに機能美と健康美のサポートを行われる。早期復帰の治療だけでなく、きれいに治し使える体にすることを得意とされ、トレーニングを無駄なく競技に活かす為の「体の使い方・動きづくり」に注力される。スポーツトレーナー・鍼灸師・柔道整復師。
著書:阿保義久氏(医師)との共著、2017、『ながら筋膜リリース』、あざ出版(備考:2020年、「繁体字版」及び「韓国語版」が出版された)
『ながら筋膜リリース』詳細はこちら
詳細情報
名称
対象者
申し込み
- 事前申し込み 要
- 参加費 無料
以下のwebサイトよりお申し込みください。
※セキュリティーの関係上、開催日の2~3日前(予定)にZoom URLをご案内いたします。
【申込締切】
2021年2月12日(金)10:00まで