【中止】公開ワークショップ
「モンゴル支配期イランの王権と知識人——文書、碑刻、書簡から」
INFORMATION
2/25追記
【中止】
本講演会は、講師の都合と新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の国内での感染拡大を受け、本イベントは皆様の健康と安全のため開催を中止します。
ご理解の程よろしくお願い申し上げます。
モンゴルがユーラシアに覇権を築いた14世紀、イランでは文人、官僚、学者、スーフィーなどの知識人たちが支配層であるモンゴルと様々な形で関係を結んでいた。それは文書、碑刻、書簡など様々な形の史料として残されている。それらの史料は或る意味、多民族社会の構造を直接反映したものであり、どのように人々が共生していたのか知る手掛かりとなる。本ワークショップでは文書・碑刻研究においてイランで第一人者であるエマード・ウッディーン・シャイフ・アル・ホキャマーイー氏に文書・碑刻史料の最新研究を、諫早氏による書簡史料の研究を発表してもらい、討論を重ねることで、モンゴル政権と知識人の関係について考えてみたい。
テヘラン大学考古学研究所研究員
Emad al-Din Shaykh al-Hokama’i(エマード・ウッディーン・シャイフ・アル・ホキャマーイー) 氏
専門はイスラーム文書学。近年の論考は、“Study on a Decree of Amir Coban of 726 AH.” Orient 50(2015年)、“Hokm-e Astaneh-ye Shaykh Abu Is’haq Kazeruni(Sacred Order of Shaykh Abu IsHaq).” Gozaresh-e Mirath 2-1(2017年)など。
北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター助教/本学アジア地域研究所特任研究員
諫早 庸一(いさはや よういち)
東京大学大学院で博士(学術)を取得。専門はモンゴル帝国期ユーラシア文化交流史。共著にNathan Sidoli & Yoichi Isahaya, Thābit ibn Qurra’s Restoration of Euclid’s Data (Kitāb Uqlīdis fī al-Muʿṭayāt): Text,Translation, Commentary(New York:Springer,2018)など。
詳細情報
名称
「モンゴル支配期イランの王権と知識人——文書、碑刻、書簡から」
対象者
申し込み
- 事前申し込み 不要
- 参加費 無料