映画『わたしたちの家』上映会&清原監督講演会
INFORMATION
映画を通じてジェンダーを考えるということは、その作品の中に強く込められた社会的メッセージを読み取るだけのことではない。日常の中で見落としてしまいがちな繊細な関係性を拾い集め、それを編み直し表現することもまた映画によって可能なことだ。本年度のジェンダーフォーラム映画企画は、このような繊細な関係を描き出した映像作品として清原惟監督の『わたしたちの家』を上映します。ひとつの「家」の中で交錯する、父親を失った少女と、記憶を失った女性の2つの物語が編み込まれた映画である。この少し不思議な映画の中から、現代の「女性映画」の可能性について考える。PFFアワード2017グランプリ受賞/第68回ベルリン国際映画祭出品/第21回上海国際映画祭最優秀アジア新人監督賞受賞作品。上映時間80分。
映画監督
清原 惟(きよはら ゆい) 氏
武蔵野美術大学映像学科卒業後、東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻監督領域にて、黒沢清監督、諏訪敦彦監督に師事。修了制作の初長編作品『わたしたちの家』が、ぴあフィルムフェスティバル(PFFアワード)2017でグランプリを受賞、全国各地での上映や第68回ベルリン国際映画祭をはじめとする海外の国際映画祭での上映が続いている。
詳細情報
名称
映画『わたしたちの家』上映会&清原監督講演会
対象者
本学学生、教職員、校友、一般
主催
ジェンダーフォーラム
備考
お問い合わせ
ジェンダーフォーラム事務局
TEL:03-3985-2307