公開講演会「スリランカの漁村から—平和をつくり出す人びと」

INFORMATION

  • 2019年12月6日(金)18:45~21:00(18:20開場)
  • 池袋キャンパス 11号館3階 A304教室

2019年4月に起こった教会爆破事件の被害地の一つネゴンボで長年草の根レベルの活動をしている、スリランカのNGOと漁村女性グループのリーダーを招き、保健活動や生活向上の取り組みなど、日常的な保健・生活向上活動や政策提言活動を通して、立場が異なる人たちの間で理解と協働を生み出す働きについて聞きます。事件後の地域の人たちの反応や、宗教間分断を防ぐための取り組みとともに、日本人への平和メッセージを伝えてもらい、私たちが持続的な平和をつくり出すために何ができるかを考えます。

講師

全国漁民連合(NAFSO)トレーニング・コーディネーター
フランシス・プリヤンカラ 氏

Warnakulasuriya Francis Priyankara Costa(ワーナクラスリヤ・フランシス・プリヤンカラ・コスタ)、51歳、 国籍 スリランカ、カトリック教徒1993年より5年間、カリタス SEDEC/CARITAS Sri Lanka でコミュニティ・オーガナイザーとして働いた後、1997年より現在まで20年以上にわたり全国漁民連合(National Fisheries Solidarity Organization:NAFSO)のトレーニング・コーディネーターとして住民組織リーダーを育成している。今回のテロ以前から内戦終了後のスリランカにおける和解のための人づくり、ワークショップなどを進めてきた。

ハンウェラ女性組合創設者
スランジ・ワサナ 氏

M.P. Suranji Wasana (スランジ・ワサナ)、40歳、 国籍 スリランカ、仏教徒小規模漁民女性が集まった組織、ハンウェラ女性組合の創立者。この組合が発展して南部漁民連合が組織された。この漁民連合には20以上の女性組合が加盟し、定期的に集まって小規模貸付などによって生計向上活動をしている。また、近海で魚が取れなくなってインドやバングラデシュの領海に侵入して拿捕されるケースもあり、その場合に上述のNAFSOに協力してもらい政府に訴えて,漁民を解放させ、漁民の人権を守る活動をしている。

通訳者

中島 隆宏 (ナカシマ タカヒロ) 氏

64歳、東京YMCA勤務を経て、1988年より公益財団法人アジア保健研修所(AHI)の主任主事として、30年以上にわたり国際事業や日本国内のアジア理解プログラムを担当している。日本福祉大学大学院情報経営開発学科修士課程修了。

詳細情報

名称

公開講演会「スリランカの漁村から—平和をつくり出す人びと」

対象者

本学学生、教職員、校友、一般

申し込み

  • 事前申し込み 不要
  • 参加費 無料

主催

文学部キリスト教学科

共催

キリスト教学研究科、立教大学アジア地域研究所,、公益財団法人アジア保健研修所(AHI)

備考

お問い合わせ

学部事務1課 (担当 黒澤)

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