公開講演会「第2回 全国ESD・SDGs自治体会議—SDGs教育都市を目指して—」
INFORMATION
ESD研究所では、文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「ESDによる地域創生の評価とESD地域創生拠点の形成に関する研究(研究代表者・阿部治)」の一環として、2015年度からESD地域創生拠点の形成と、持続可能な地域づくりの担い手を育てる実践的研究を行ってきた。本会議では、各自治体とともにESDによる地域創生の今後の可能性や自治体間の連携の課題と解決法等について考える。
本講演会では、飯田市長、勝山市長、大牟田市教育長、気仙沼市教育長による座談会形式の講演会を行う。
登壇者
長野県飯田市長
牧野 光朗(まきの みつお) 氏
1985年3月早稲田大学政治経済学部卒業後、日本開発銀行(現日本政策投資銀行)入行。その後、富山事務所調査役、企画部調査役を務めた。日本政策投資銀行フランクフルト首席駐在員(事務所長)、大分事務所長などを歴任。2004年10月より現職(四選)。全国市長会副会長(地方創生担当相)。「人的ネットワーク」を中心に据えた新たな産業振興と人材育成の拠点整備(旧工業高校施設の利活用)により国内外から産業人や研究人が集まる「田園型の国際学術研究都市」を目指す。
福井県勝山市長
山岸 正裕(やまぎし まさひろ) 氏
2000年12月の市長就任以降、「行政が全ての施策の主体になるのではない、地域住民と一体となったまちづくりを推進したい」という思いを込めた「あなたと一緒に21世紀の勝山をつくります」というキャッチフレーズとともに、「ふるさとルネッサンス」を理念に掲げ、勝山市を誇りと活力に満ちたまちに復興・再生する具体的事業に取り組んでいる。
福岡県大牟田市教育長
安田 昌則(やすだ まさのり) 氏
1954年福岡県大牟田市生まれ。久留米市立小学校教諭、大牟田市立小学校教諭、福岡県教育庁南筑後教育事務所指導主事、大牟田市指導主事から教頭を経て、大牟田市立明治小学校校長。そこで外国語活動の研究指定校として研究に取り組む。現在、教育長として、教育方針にESDを掲げ、教育施策に取り組み持続可能なまちづくりに努めている。
宮城県気仙沼市教育長
小山 淳(おやま あつし) 氏
1983年、東北大学大学院理学研究科を修了後、岩ヶ崎高校を振り出しに、仙台向山高校、県教育庁、気仙沼西高校などを経て、気仙沼高校校長。その後、気仙沼創生戦略会議委員や市総合計画審議会委員などを。2016年より現職。気仙沼市では海洋プラスチックゴミに関する研修などを開催。
本学ESD研究所、社会学部現代文化学科教授
阿部 治(あべ おさむ)
詳細情報
名称
内容
・環境省大臣官房審議官 上田 康治 氏 ご挨拶
・文部科学省文部科学戦略官 平下 文康 氏 ご挨拶
・総務省自治行政局地域政策課長 長谷川 淳二 氏 ご挨拶
・内閣府地方創生推進事務局参事官 遠藤 健太郎 氏 ご挨拶
・本学総長 郭 洋春より挨拶
・本学ESD研究所 阿部 治より挨拶
15:20〜17:30:座談会「ESDを通した地域創生の展望〜SDGs達成を視野に入れて〜」
・座談会登壇者
長野県飯田市長:牧野 光朗 氏
福井県勝山市長:山岸 正裕 氏
宮城県気仙沼市教育長:小山 淳 氏
福岡県大牟田市教育長:安田 昌則 氏
本学ESD研究所:阿部 治