2019年度 春季人権週間プログラム「ここからセクハラ!-アウトがわからない男、もう我慢しない女」
INFORMATION
均等法改正でセクハラ防止が定められてすでに30余年。「セクハラはダメ」というのは、今では誰もが知る常識ですが、しかしセクハラはなくなるどころかあちこちで起こっています。セクハラは受け手に大きな被害を与えるだけでなく、組織にとってもハラスメントをした当人にとってもダメージを与えます。なぜ気づかずにセクハラをしてしまうのか、どうしてNoと言うことができないのか、周囲はどのような行動をとればいいのか。これまでの常識を覆す実効的な「新」常識を皆さんと共有したいと思います。そしてとくに大学という組織が持つ、一般の企業以上にセクハラが起こりやすく解決しにくい構造的特徴に着目し、教育現場での組織の責任とはどのようなものか、セクハラの無い環境つくりのためにどうすればよいのかを考えます。
講師
大阪大学人間科学研究科教授
牟田 和恵 氏
専門は社会学・ジェンダー論。日本で初めてのセクハラ裁判となった福岡セクハラ事件(1989年提訴)の支援代表を務めて以来、研究・実践の両面からセクハラ問題にかかわる。大学のセクハラ問題については、キャンパス・セクシュアル・ハラスメント全国ネットワークの創設(1995年)以来の中心メンバー。著書に『ジェンダー家族を超えて-近現代の生/性の政治とフェミニズム』(新曜社)、『部長、その恋愛はセクハラです!』(集英社新書)、『ここからセクハラ!アウトがわからない男、もう我慢しない女』(集英社)等。
詳細情報
名称
2019年度 春季人権週間プログラム「ここからセクハラ!-アウトがわからない男、もう我慢しない女」
対象者
本学学生、教職員、校友、一般
主催
人権・ハラスメント対策センター
協力
21世紀社会デザイン研究科、ジェンダーフォーラム
お問い合わせ
人権・ハラスメント対策センター
TEL:03-3985-3192