「映画『東京裁判』4Kデジタルリマスター版上映会及びトークセッション」
INFORMATION
アメリカ国防総省によって撮影された50万フィートに及ぶ膨大な記録フィルムをもとに、『人間の条件』『切腹』の名匠、小林正樹監督が5年の歳月をかけて編集、制作した巨編『東京裁判』(1983年)のデジタルリマスター版が完成したことを受け、本作の上映と、脚本家と本学学生によるトークセッションを行い、アジアの歴史について考える。
講師
脚本家
小笠原 清(おがさわら きよし) 氏
1936年、東京生まれ。映画監督・脚本。日本大学芸術学部映画学科卒。小林正樹、篠田正浩、大島渚等各監督に師事。映画、テレビ、ビデオ等でノンフィクション作品を手がける。TV番組:『遠くへ行きたい』シリーズ(NTV)、『生きている人間旅行』シリーズ(テレビ東京)他。映画・ビデオ作品:『東西南北○に候-二宮尊徳の世界-』『吉川英治「三國志」紀行』他。著書『映画監督小林正樹』(共編著)、『一枚の古い写真-小田原近代史の光と影』他。
映画文筆家
増當 竜也(ますとう たつや) 氏
1964年生まれ。朝日ソノラマ、キネマ旬報編集部を経てフリーの映画文筆業に就く。著書に『映画監督・佐藤純彌 映画よ憤怒の河を渉れ』(DUBOOKS/共著)。執筆もしくは構成・編書に『15人の黒澤明』(ぴあ)『映画監督・小林正樹』(岩波書店)『40/300 佐藤勝・その画、音、人』『特撮映画美術監督・井上泰幸』(以上、キネマ旬報社)など。現在「キネマ旬報」誌に『戯画日誌』、ネット「シネマズ plus」に「キネマニア共和国」連載中。
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アジア地域研究所
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