公開シンポジウム「ESD地域創生:プルム農学校による持続可能な地域づくりと人づくり」

INFORMATION

  • 2019年2月24日(日)14:00~17:00
  • 池袋キャンパス 太刀川記念館3階 カンファレンスルーム

本学のESD研究所はESD(持続可能な社会の担い手を育てる教育・学習)による地域創生に関するプロジェクト研究に取り組んできている。この過程でESDとは呼ばれずとも持続可能な地域づくりの担い手育てと地域づくりに取り組んできた少なからずの事例があることが分かってきた。今回とりあげる韓国のプルム学校(プルム農業高等技術学校)は農業をベースに持続可能な地域づくりに積極的に参画する修了生を輩出し、持続可能な農村モデルとして国内外で高く評価されている。プルム農学校の環境・社会・経済の統合や内発的発展の具体化はエコビレッジやトランジッションタウンと通じるものがあり、ESDによる地域創生の好事例として我が国の取り組みに大きな示唆を与えてくれる。本シンポジウムでは、プルム農学校の理念・活動などを踏まえ、持続可能な社会システムや人づくりの在り方などについて議論を深める。

登壇者

プルム学園財団理事長
朴 垸 氏

1950年生まれ。国立慶北大学自然科学部微生物学科教授、徳島大学分子酵素学研究センター客員教授を経て、2012年よりプルム学園財団理事長。2001年プルム学校専攻部の設立以来、環境農業科兼任教授としても授業に携わる。生命科学、有機農業について生徒とともに学びながら農業実習にも参加。2012年3月から洪東村に移住し、プルム学校高等部、専攻部、夜には地域の若者や住民たちと生命科学、有機農業、聖書などに関する学習会を開いている。

若者協業農場理事
鄭 ミン哲 氏

1967年生まれ。プルム農業高等技術学校専攻部設立のために国立慶北大学博士課程修了後、2000年に洪城洪東面に移住。専攻部設立後12年間プルム学校で勤務。
2012年からは当時の卒業生2名と一緒に協働組合として隣ムラ(チャンゴク邑)に「若者協業農場」を設立。現在理事として農場運営に参加。平民のムラ学校、チャンゴクムラ学校、青年農民営農組合、青年農民農業作業場などを運営。農村と農業の持続可能性を高めるために農業・農村教育を農場やムラで実施している。

ESD研究所所長、本学社会学部・社会学部研究科教授
阿部 治

詳細情報

名称

公開シンポジウム「ESD地域創生:プルム農学校による持続可能な地域づくりと人づくり」

対象者

本学学生、教職員、校友、一般

申し込み

  • 事前申し込み 不要
  • 参加費 無料

主催

ESD研究所、ESD地域創生研究センター、文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「ESDによる地域創生の評価とESD地域創生拠点の形成に関する研究」(研究代表者・阿部治)

共催

社会学部60周年記念事業、日本環境教育学会関東支部

お問い合わせ

ESD研究所

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