アジア地域研究所設立20周年公開セミナー「日中関係の多角的考察」

INFORMATION

  • 2019年1月12日(土)15:00~18:00
  • 池袋キャンパス 14号館3階 D301教室

近年、歴史認識問題や領土問題などをめぐって大いに緊張してきた日中関係は、首脳の往来が実現し、転機を迎えているように見えます。しかし、両国間においては、政府間関係はもちろんのこと、緊密さを増す民間交流や、それを受けての両国民の感情の変化も重要な要因です。本セミナーでは、日中の様々な方面の専門家を招き、日中関係について多角的な検討を行います。

登壇者

司会

本学法学部教授・アジア地域研究所長
倉田 徹

報告

北京大学国際関係学院教授
初 暁波 氏

1971年中国・山東省生まれ、北京大学国際関係学院卒業、法学博士、国際政治学科主任、北京大学アジア・アフリカ研究所長。中華日本学会常務理事、副秘書長。主な著作に『従華夷到万国的先声』北京大学出版社、2008年。他共著、訳著等11点。英文、日本語、中国語論文62点。

東京女子大学現代教養学部准教授
家永 真幸 氏

1981年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科(地域文化研究専攻)博士課程修了、博士(学術)。
専門は中国近現代政治・外交史、現代台湾政治。主著に『国宝の政治史 「中国」の故宮とパンダ』(東京大学出版会、2017年)、『パンダ外交』(メディアファクトリー新書、2011年)、赤松美和子・若松大祐編『台湾を知るための60章』(執筆分担、明石書店、2016年)など。

東京大学大学院総合文化研究科准教授
阿古 智子 氏

1971年生まれ。大阪外国語大学、名古屋大学大学院を経て、香港大学教育学系 Ph.D(博士)取得。在中国日本大使館専門調査員、早稲田大学准教授などを経て、2013年より現職。主な著書に『貧者を喰らう国—中国格差社会からの警告』(新潮選書)、『超大国中国のゆくえ—勃興する民』(新保敦子と共著、東京大学出版会)など。

コメント

法政大学法学部教授
福田 円 氏

1980年生まれ。国際基督教大学教養学部卒、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了、同後期博士課程単位取得退学。この間、台湾政治大学国際事務学院東亜研究所博士課程へ留学。博士(政策・メディア)。国士舘大学21世紀アジア学部専任講師、同准教授、法政大学法学部准教授を経て、2017年より現職。主要業績として、『中国外交と台湾ー「一つの中国」原則の起源』(慶應義塾大学出版会、2013年)、『日中関係史 1972-2012Ⅰ政治』(共著、東京大学出版会、2012年)、『戦後アジア・ヨーロッパ関係史ー冷戦・脱植民地化・地域主義』(共著、慶應義塾大学出版会、2015年)などがある。

詳細情報

名称

アジア地域研究所設立20周年公開セミナー「日中関係の多角的考察」

対象者

本学学生、教職員、校友、一般

申し込み

  • 事前申し込み 要
  • 参加費 無料

以下のフォームに必要事項を記入の上、申込。先着100名。
https://goo.gl/forms/mJ88FknHdEt5mFFl2

主催

アジア地域研究所、日本現代中国学会関東部会

備考

お問い合わせ

アジア地域研究所

お使いのブラウザ「Internet Explorer」は閲覧推奨環境ではありません。
ウェブサイトが正しく表示されない、動作しない等の現象が起こる場合がありますのであらかじめご了承ください。
ChromeまたはEdgeブラウザのご利用をおすすめいたします。