公開講演会 アベの「テレビ制圧計略」を斬る!シンポジウム
INFORMATION
安倍政権の「放送制度改革案」が急浮上、メディアは批判を強め民放各社社長からも反対表明が続く。「改革案」は、政治的公平などを定めた放送法4条はじめ放送特有の規制をすべて撤廃し、新たなコンテンツ業者の参入を促す。一方で、NHKに対しては「放送内容に関する規律は維持」する。将来は電波からネットへの転換が進み、NHK以外の放送は不要になるとしている。もしこの案が通れば、テレビは「ニュース女子」(2017年1月2日放送)のようなフェイクとヘイトにまみれた偏向番組があふれ、政権をヨイショする「アベチャンネル」ばかりにならないか。危機的状況の今、テレビメディア、公共放送 NHK に何が求められているのか? 視聴者が求めるあるべき放送制度とは?を考える。
講師
元NHKディレクター、アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争 と平和資料館」(wam)館長
池田 恵理子 氏
1950年東京生まれ。早稲田大学卒業。1973年にNHKに入局し、ディレクターとして主に「おはようジャーナル」「ETV特集」の枠で、女性、人権、教育、エイズ、戦争などの番組を制作する。2010年定年退職。現在、アクティブミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」館長。著書に「エイズと生きる時代」(岩波書店)共編著書に「女性国際戦犯法廷の記録 第2巻 加害の精神構造と戦後責任」(緑風出版)、「黄土の村の性暴力~大娘たちの戦争は終わらない」(創土社)、「NHKが危ない!」(あけび出版)など。
元琉球朝日放送記者兼番組ディレクター、ジャーナリスト
大矢 英代 氏
1987年千葉県生まれ。琉球朝日放送記者を経て、フリージャーナリスト・早稲田大学ジャーナリズム研究所招聘研究員 /ドキュメンタリー『この道の先にー元日本兵と沖縄戦を知らない私たちを繋ぐもの』、『テロリストは僕だったー沖縄基地建設反対に立ち上がった元米兵たち』(いずれも2016年放送)等を制作。
本学社会学部メディア社会学科教授
砂川 浩慶
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