公開講演会『«Analyser les styles : autour de La Reine Albemarle de J.-P. Sartre » 「文体を分析する---サルトルの『アルブマルル女王』をめぐって」』
INFORMATION
文学研究において文体はどのような意味を持つのか。この大きな問題を、フランス人作家ジャン=ポール・サルトルの遺稿『アルブマルル女王』を例に分析することで、論じる。具体的な文体の解析を通じて、文学における言語表現の問題一般の考察への一助としたい。
講師
ローザンヌ大学 教授
ジル・フィリップ 氏
パリ第3大学教授などを歴任したのち、現職。専攻は文体論、現代フランス文学。とくにフランスの作家、ジャン=ポール・サルトル、ジョルジュ・バタイユ、マルグリット・デュラスをはじめとする現代作家に造詣が深く、数多くの研究書を公刊しているのみならず、国際シンポジウムにも頻繁に招待されて講演を行うなど、この分野における第一人者。デュラスに関しては、国際的な定本と言えるプレイヤード版の編者でもある。著書に『完全な文体という夢』(未邦訳)はじめ多数。著書 Le français, dernière des langues. Histoire d’un procès littéraire (PUF)により、フランス学士院エミール・ファゲ賞受賞。
司会
本学文学部教授
澤田 直
通訳
青山学院大学 非常勤講師
黒川 学 氏
青山学院大学非常勤講師。共著に『サルトル読本』(法政大学出版局)、共訳書にフレデリック・グロ『創造と狂気 精神病理学的判断の歴史』(法政大学出版局)、サルトル『家の馬鹿息子 4』(人文書院)他。
詳細情報
名称
公開講演会『«Analyser les styles : autour de La Reine Albemarle de J.-P. Sartre » 「文体を分析する---サルトルの『アルブマルル女王』をめぐって」』
対象者
本学学生、教職員、校友、一般
申し込み
- 事前申し込み 不要
- 参加費 無料
主催
文学部文学科
共催
日本サルトル学会
お問い合わせ
学部事務1課フランス文学専修担当
TEL:03-3985-3392