公開講演会『«Analyser les styles : autour de La Reine Albemarle de J.-P. Sartre » 「文体を分析する---サルトルの『アルブマルル女王』をめぐって」』

INFORMATION

  • 2018年12月8日(土)16:30~18:00
  • 池袋キャンパス 5号館2階 5209教室

文学研究において文体はどのような意味を持つのか。この大きな問題を、フランス人作家ジャン=ポール・サルトルの遺稿『アルブマルル女王』を例に分析することで、論じる。具体的な文体の解析を通じて、文学における言語表現の問題一般の考察への一助としたい。

講師

ローザンヌ大学 教授
ジル・フィリップ 氏

パリ第3大学教授などを歴任したのち、現職。専攻は文体論、現代フランス文学。とくにフランスの作家、ジャン=ポール・サルトル、ジョルジュ・バタイユ、マルグリット・デュラスをはじめとする現代作家に造詣が深く、数多くの研究書を公刊しているのみならず、国際シンポジウムにも頻繁に招待されて講演を行うなど、この分野における第一人者。デュラスに関しては、国際的な定本と言えるプレイヤード版の編者でもある。著書に『完全な文体という夢』(未邦訳)はじめ多数。著書 Le français, dernière des langues. Histoire d’un procès littéraire (PUF)により、フランス学士院エミール・ファゲ賞受賞。

司会

本学文学部教授
澤田 直

通訳

青山学院大学 非常勤講師
黒川 学 氏

青山学院大学非常勤講師。共著に『サルトル読本』(法政大学出版局)、共訳書にフレデリック・グロ『創造と狂気 精神病理学的判断の歴史』(法政大学出版局)、サルトル『家の馬鹿息子 4』(人文書院)他。

詳細情報

名称

公開講演会『«Analyser les styles : autour de La Reine Albemarle de J.-P. Sartre » 「文体を分析する---サルトルの『アルブマルル女王』をめぐって」』

対象者

本学学生、教職員、校友、一般

申し込み

  • 事前申し込み 不要
  • 参加費 無料

主催

文学部文学科

共催

日本サルトル学会

お問い合わせ

学部事務1課フランス文学専修担当

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