経営学部 国際学会『戦略的ダイバーシティ・マネジメント、変革のリーダーシップと、日本企業の競争力の再生 Strategic Diversity Management, Transformational Leadership and Renaissance of Japanese Corporations』
INFORMATION
近年、企業が多様な人材を活用する「ダイバーシティ・マネジメント」の重要性が認識されるようになってきた。関心は、企業だけにとどまらず、政府や広く社会のなかにも広がっている。安倍政権の「アベノミクス」による日本経済の再生の一環として、女性の活用や働き方改革が取り上げられ、2016年に「女性活躍推進法」を成立させ、より一層の企業の取り組みを求めることになった。しかし未だに少なからぬ企業が「横並び」で多様な人材の活用策を探り、政策への対応を模索している。はたして、日本の企業において、このような競争力の再構築と結びついた戦略的なダイバーシティ・マネジメントはどこまで広がっているのか。効果は出始めているのか。変革を伴う新しい人材の活用を進めるうえで、どのような変革のリーダーシップが必要なのか。これらの動きの先に、日本企業の再生の展望が開けるのか。本学会では、これからの課題を中心に、ダイバーシティ・マネジメントをめぐる問題提起を行う。
基調講演者
ヴィクトリア大学経営学部教授
Mary Brannen 氏
【略歴】カリフォルニア大学バークレー校卒、マサチューセッツ大学よりMBA、PhD取得。ミシガン大学助教授、サンノゼ州立大学教授を経て現職。
【講演テーマ】企業の国際化における異文化経営としてのダイバーシティ・マネジメント
コペンハーゲン経営大学准教授
Lisbeth Clausen 氏
【略歴】コペンハーゲン経営大学よりMS、PhD取得。コペンハーゲン経営大学助教授を経て現職。
【講演テーマ】北欧企業のダイバーシティ・マネジメントへの取り組みと日本企業の取り組みとの比較から何を導けるか~経路依存性、制度的補完性、文脈と戦略の整合性
同時通訳業者
株式会社サイマル ・インターナショル
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