公開セミナー「新訳でプルーストを読破する」第3回「花咲く乙女たちのかげにⅠ」

INFORMATION

  • 2018年2月17日(土)10:30~12:30
  • 池袋キャンパス 5号館4階 5401教室

長大かつ難解な小説として名高い『失われた時を求めて』を、岩波文庫から刊行中の吉川一義氏による親しみやすい新訳で読み通す連続セミナーの第3回。国内外のヴェルヌ研究をリードする石橋正孝氏を講師に迎え、プルーストと同時代の児童文学との関わり、挿絵をめぐる想像力などについてお話しいただき、主人公の幼年時代と思春期の諸相について考察する。

講師

本学観光学部交流文化学科助教
石橋 正孝

1974年生まれ。立教大学観光学部助教。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学、パリ第8大学博士課程修了。作家ヴェルヌと編集者エッツェルとの共同作業を綿密に検証した博士論文で研究を刷新したのち、あらたに原文の校訂をおこなう翻訳プロジェクト「ジュール・ヴェルヌ〈驚異の旅〉コレクション」を牽引する。日本ジュール・ヴェルヌ研究会・元会長(2009-2016年)。小説全般に造詣が深く、大西巨人を中心に、現代日本文学をめぐる考察も発表している。著書に、『〈驚異の旅〉または出版をめぐる冒険ジュール・ヴェルヌとピエール゠ジュール・エッツェル』(左右社、2013年)、『大西巨人 闘争する秘密』(左右社、2010年)、訳書に、『ジュール・ヴェルヌ〈驚異の旅〉コレクション II 地球から月へ 月を回って 上も下もなく』(インスクリプト、2017年)など。

司会

本学文学部文学科フランス文学専修教授
坂本 浩也

詳細情報

名称

公開セミナー「新訳でプルーストを読破する」第3回「花咲く乙女たちのかげにⅠ」

対象者

本学学生、教職員、校友、一般

申し込み

  • 事前申し込み 不要
  • 参加費 無料

定員75名(先着順)

主催

文学部文学科フランス文学専修

備考

全14回、第4回を2018年4月に開催予定。
テキスト(プルースト作・吉川一義訳『失われた時を求めて』第3巻「花咲く乙女たちのかげにⅠ」岩波文庫、2011年)をあらかじめ通読のうえ、ご持参ください。

お問い合わせ

学部事務1課

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