公開講演会「作家の営み—カタストロフィーを越えて」

INFORMATION

  • 2017年10月30日(月)18:30〜20:00
  • 池袋キャンパス 10号館1階 X106教室

現在、フランスで最も注目される作家のひとりであるフィリップ・フォレスト氏を招き、さまざまな危機的状況にある現在において、作家の仕事とは何なのかを多角的に論じていただきます。

講師

作家、ナント大学(フランス)文学部教授
フィリップ・フォレスト 氏

パリ政治学院卒。文学博士。ケンブリッジ、セント・アンドリュースなど英国の大学で7年間フランス文学を教えた後、ナント大学文学部で比較文学を講じる。シュルレアリスムやテル・ケルについて、また大江健三郎をはじめ日本文学についての卓越した批評家でもある。時代や国を越えた幅広い文学作品について旺盛な批評活動を展開する一方、自伝や私小説などについても独創的で鋭い考察を重ねている。
主な著作にPhilippe Sollers(フィリップ・ソレルス)、Histoire de « Tel Quel »(テル・ケルの歴史)、La Beauté du Contresens et autres essais sur la littérature japonaise(取り違えの美しさ、日本文学に関するその他のエッセー)など。また幼い娘の死をきっかけに、小説にも着手するようになる。小説第一作『永遠の子供』(堀内ゆかり訳、集英社)でフェミナ賞処女作賞、第三作『さりながら』(澤田直訳、白水社)で12月賞を受賞。その他に邦訳として、『荒木経惟 つひのはてに』『夢 ゆきかひて』(ともに、白水社)、『シュレーディンガーの猫を追って』(河出書房新社)などがある。

司会

本学文学部教授
澤田 直

通訳

駒澤大学教授
小黒 昌文 氏

詳細情報

名称

公開講演会「作家の営み—カタストロフィーを越えて」

対象者

本学学生、教職員、校友、一般

申し込み

  • 事前申し込み 不要
  • 参加費 無料

主催

文学部文学科フランス文学専修

お問い合わせ

学部事務1課フランス文学専修担当

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