国際シンポジウム「有機食品市場の展開と消費者 −EUと日本の動向から− 」

INFORMATION

  • 2015年9月9日(水)10:00~17:30
  • 池袋キャンパス 太刀川記念館3階 多目的ホール

有機食品市場が成長したヨーロッパ諸国では、消費者行動研究によって有機食品の購買者層の特性や購買動機などがあきらかにされつつある。本シンポジウムでは、ヨーロッパにおける消費者研究の動向と成果について基調講演をいただく。また、あわせて日本市場の特性や需要拡大の可能性について検討するため、日本国内の研究者を交えた個別報告と、日欧両研究者によるパネル・ディスカッションを行う。使用言語:日本語・英語(同時通訳あり)

講師

ドイツ・カッセル大学教授
ウーリッヒ・ハム 氏

ドイツ・カッセル大学 有機農業科学部 教授。農産物・食品マーケティング学科長。国際有機農業学会(ISOFAR)理事。食品マーケティングの専門家であり、有機農産物を題材に数多くの論文を執筆・指導してきた。EU域内で実施されている様々な共同研究プロジェクトで主要な役割を果たしている。

ドイツ・Ecozept GbR 共同代表者
ブルクハード・シェア 氏

ドイツ・Ecozept GbR 共同代表者。農学博士。農産物・食料消費の研究者・コンサルタント。農村開発、有機食品市場、食品の地場流通等を専門とする。ミュンヘン工科大学で教鞭をとった後、2000年にコンサルティング会社Ecozept GbRを設立。業務に従事する傍ら、EU域内における数々の研究プロジェクトに参画している。

宮城大学助教
谷口 葉子 氏

神戸大学大学院自然科学研究科博士課程修了(博士 農学)、米国メリーランド大学カレッジパーク校大学院 政策科学研究科修士課程修了。2007年より現職。

秋田県立大学准教授
酒井 徹 氏

北海道大学大学院農学研究科博士課程単位取得退学(博士 農学)、同大学院修士課程修了。社団法人北海道地域農業研究所 専任研究員、札幌大学非常勤講師、酪農学園大学非常勤講師を経て、2007年より現職。

一般財団法人農政調査委員会専門調査員
鷹取 泰子 氏

東京都立大学大学院 博士課程修了(博士 理学)。埼玉大学非常勤講師などを経て、2009年より現職、また2012年より首都大学東京都市環境科学研究科リサーチアシスタント。

詳細情報

名称

国際シンポジウム「有機食品市場の展開と消費者 −EUと日本の動向から− 」

内容

◆プログラム
10:00
開会

10:10~12:00
基調講演
・ヨーロッパにおける有機食品市場の現状と課題 ブルクハード・シェア 氏 (ドイツ・Ecozept GbR 共同代表者)
・有機食品をめぐる消費者研究の動向 ウーリッヒ・ハム 氏(ドイツ・カッセル大学 有機農業科学部 教授)

13:00~15:00
研究報告
・「日本における有機農産物市場の変遷と消費者の位置づけ」 酒井 徹 氏(秋田県立大学 准教授)
・「有機直売市の存在意義とその活用:オーガニック・マルシェの事例から」 鷹取 泰子 氏(農政調査委員会 専門調査員)
・「日本とドイツにおける有機食品購買層の特性~価値観とライフスタイルを中心に~」 谷口 葉子 氏(宮城大学 助教)

15:30~17:15
パネルディスカッション
《コーディネーター》
大山 利男 (本学経済学部准教授)
日本で有機食品市場を発展させていくための方策について講演者と共にディスカッションを行います。

17:15
閉会

対象者

本学学生、教職員、校友、一般
※申込不要、入場無料

主催

経済研究所、日本有機農業学会

協力

国際シンポジウム実行委員会

備考

詳しいチラシはこちら

お問い合わせ

経済研究所 TEL: 03-3985-4121
国際シンポジウム実行委員会 e-mail: organicconsumers2015[at]gmail.com
[at]を@に置き換えてください。

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