公開講演会「ドイツにおける方言研究の最新動向」

INFORMATION

  • 2015年8月31日(月)16:00~18:00
  • 池袋キャンパス 14号館2階 D201教室

交通網・情報網の発達、人口流動性の高まりなどにより、地理的方言は昔ほどに際立った言語現象ではなくなってきてはいるものの、ドイツは依然として方言差異の大きい言語であり、ドイツ語を歴史的に研究する際には方言を避けて通ることはできない。本講演では、現在のドイツ語研究の中で、1)地域方言の構造的社会的変遷、2)伝統的な方言区分と現在の変遷、3)ドイツ方言地図分析、4)過去の話しことばの再現の試み、5)何が最高の標準ドイツ語か、6)文学における方言、の観点からドイツ方言の現状と、方言研究の動向について講演してもらう。使用言語:ドイツ語(通訳あり)

講師

ドイツ・キール大学教授
ミヒャエル・エルメンターラー(Michael Elmentaler)

1965年生まれ。1994年博士号取得(19世紀初期の文法における論理的意味的研究。シモン・ハインリヒ・アドルフ・ヘアリンクのカテゴリー論についての研究)、2002年教授資格論文(14世紀から17世紀の歴史的書きことばの通時的発展と構造に関する研究)。2003年から2006年までボン大学講師。2006年より現職。低地ドイツ語文法、方言とサブスタンダード、歴史的書きことば、言語学史を重点研究領域とする。北ドイツ方言地図(2015)、前近代書きことばの構造と変遷(2003)をはじめとして論文多数。

通訳

大阪大学教授
山下 仁 氏

詳細情報

名称

公開講演会「ドイツにおける方言研究の最新動向」

対象者

本学学生、教職員、校友、一般
※申込不要、入場無料

主催

文学部文学科ドイツ文学専修

お問い合わせ

学部事務1課 

TEL:03-3985-2521

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