公開講演会「シマコトバでカチャーシー」

INFORMATION

  • 2015年7月4日(土)16:30~17:30
  • 池袋キャンパス 5号館1階 5121教室

沖縄に在住し、沖縄の言葉で沖縄の歴史・文化・風土を記述する作家・崎山多美氏を招聘し記憶と身体が交差する場としての沖縄を語っていただく。

講師

作家
崎山 多美 氏

崎山多美氏は1954年に八重山諸島の西表島に生まれ、10代半ばからは沖縄本島に暮している。琉球大学法文学部を卒業後、作家としての活動を開始し、短篇「街の日に」(「新沖縄文学」1979年11月)で第5回沖縄文学賞佳作入選、「水上往還」(「文学界」1989年4月)で第19回九州芸術祭文学賞を受賞。同作および「シマ籠る」(「文学界」1990年12月)で芥川賞候補となった。沖縄という場所で沖縄を表現していくための壁や陥穽を深く認識し、沖縄内部における言説空間の屈折した実態を明らかにすること。歴史や現実の諸問題と対峙し、文学を用いて困難な状況を乗り越えていく可能性を追究すること。同氏は、そうした粘り強い思索のなかで言葉を発し、自他の境界を越えようとする書き手である。主な著作に『くりかえしがえし』(砂子屋書房、1994年)、『南島小景』(砂子屋書房、1996年10月)、『ムイアニ由来記』(砂子屋書房、1999年)、『ゆらてぃくゆりてぃく』(講談社、2003年)、『コトバの生まれる場所』(砂子屋書房、2004年)、『月や、あらん』(なんよう文庫、2012)などがある。2015年3月には雑誌「越境広場」の編集を手がけ、持続的な活動を展開しつつある。

詳細情報

名称

公開講演会「シマコトバでカチャーシー」

対象者

本学学生、大学院生、教職員、立教大学日本文学会会員、校友、一般
※申込不要、入場無料

主催

立教大学日本文学会

お問い合わせ

学部事務1課 

TEL:03-3985-2500

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