公開講演会「自然の他者性と向き合う」
INFORMATION
人間と自然との関係性のあり方は1992年のリオ・デ・ジャネイロでの地球サミット以降大きく変わってきているが、20世紀の終わり頃から河川管理を中心として大きく自然との関係が見直され、災害が多発するようになってから荒ぶる自然の側面が注目を浴びるようになり、自然との調和的な関係ではなく、自然の他者性に向かい合うあり方が大きく問題になってきた。自然の他者性と向き合う中で、これからどのような自然との関係性を構築していくべきかを考察する。なお、本講演会は立教・異文化コミュニケーション学会第12回大会の基調講演を兼ねるものである。
講師
星槎大学共生科学部教授、東京大学名誉教授
鬼頭 秀一 氏
1984年山口大学教養部専任講師、1993年青森公立大学経営経済学部教授、1997年東京農工大学農学部教授、2003年恵泉女学園大学教授、2005年東京大学大学院新領域創成科学研究科教授を経て、2014年より現職。専門は環境倫理学および環境技術社会論。1984年東京大学理学系研究科博士課程(科学史・科学基礎論専門課程)単位取得退学、薬学修士、理学修士。
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