キックオフシンポジウム
国連70周年記念「いま、日本から国連を考える」※要事前申込
INFORMATION
2015年は国連創設70周年、2016年は日本の国連加盟60周年と2年にわたり節目の年を迎える。国連広報センターと国連アカデミック・インパクト加盟大学(UNAI)である明治大学、立教大学および国際大学とのパートナーシップで、歴史的な大局観を持ちながら国連が取り組む課題と日本の関わりについて考える公開講義シリーズを国際協力人材育成プログラムと共同開催し、参加者とともに日本と国連の今後について考えることを目的とする。
本企画の意義や有意性について周知を図るためキックオフシンポジウムを開催し、その後、国際協力人材育成プログラムの授業と連動した国際機関代表者等による公開講義(全4回)を実施する。公開講義の実施に当たっては、国際協力人材育成プログラムの履修者のみならず明治大学および立教大学のその他の学生、さらにはアカデミック・インパクト加盟大学の学生にも開放する。このことにより受講生の多様性の向上を図り、ディスカッションにおける効果的な学習環境の創出が可能となる。また、総括として、日本と国連の今後を見据えたあるべき姿などについて考えるシンポジウムを2016年初に開催する予定である。
モデレーター
国連広報センター所長
根本 かおる 氏
2013年8月より東京国連広報センター所長。テレビ朝日アナウンス部、報道局を経て、コロンビア大学大学院にて国際関係論修士課程取得。国連難民高等弁務官(UNHCR)ネパール・ダマク事務所長、国連UNHCR協会事務局長、UNHCRジュネーブ本部民間資金調達部副部長を歴任し、現職。
講師(ゲストスピーカー)
元国連事務次長、国際文化会館理事長
明石 康 氏
東京大学教養学部卒業 、バージニア大学大学院修了。1957年日本人で初めて国連入り。事務局政治安保理局、特別政治問題担当事務次長室、事務総長官房の勤務を経て1974年国連日本政府代表部参事官、1979年国連広報担当事務次長、1987年国連軍縮担当事務次長、1996年国連人道問題担当事務次長等を歴任。1997年に国連退官後は、2001年群馬県立女子大学外国語教育研究所所長、2009年国際文化会館理事長、2013年神戸大学特別顧問・特別教授に就任。現在も多数の役職に就く。
詳細情報
名称
国連70周年記念「いま、日本から国連を考える」※要事前申込
対象者
※要事前申込、入場無料
申し込み
3月20日までに、こちらからオンラインにて事前登録
主催
備考
第1回公開授業 2015年4月20日(月)明治大学 和泉キャンパス
第2回公開授業 2015年5月25日(月)明治大学 和泉キャンパス
第3回公開授業 2015年10月15日(木)明治大学 中野キャンパス
第4回公開授業 2015年12月17日(木)明治大学 中野キャンパス
※グローバル共通教養総論は、春学期は月曜5限、秋学期は木曜5限に開講
※公開授業はこちらからオンラインにて事前登録
《モデレーター》
ソラ 陽子 氏(明治大学特任講師)
《講師(ゲストスピーカー)》
根本かおる(国連広報センター所長)
赤阪 清隆 氏(フォーリン・プレスセンター理事長、元広報担当国連事務次長)
【略歴】
1971年外務省に入省。入省後は国際機関での勤務が長く、1988年GATT(WTOの前身)事務局、1993年世界保健機関(WHO)事務局、2000年国連日本政府代表部大使を務める。2003年経済協力開発機構(OECD)事務次長に就任。2007年から2012年までは国連広報担当事務次長(広報局長)として、世界中の国連広報センターや既存のメディア、ソーシャルメディアなどを活用した国連の広報強化に尽力した。2012年8月より現職。
横田 洋三 氏(人権教育啓発推進センター理事長)
【略歴】
国際基督教大学卒業、東京大学法学政治学研究科博士課程修了。1969年国際基督教大学専任講師に就任、同準教授、教授を経て、1995年に東京大学法学部・大学院法学政治学研究科教授、2001年中央大学法学部教授、2004年同法科大学院教授に就任。同年より国連大学学長特別顧問も務める。2011年中央大学を定年退職。現職は、法務省特別顧問、国際労働機関条約勧告適用専門家委員会委員長、公益財団法人人権教育啓発推進センター理事長など。
堀江 正彦 氏(外務省地球環境問題担当大使、明治大学特任教授)
【略歴】
大阪大学経済学部卒業、チューレイン大学大学院経済学修士課程修了。1983年国際連合事務局明石康国連事務次長特別補佐官を経て、駐カタール特別全権大使、駐マレーシア特命全権大使を歴任し2012年に退官。現職は、外務省参与、特命全権大使(地球環境問題担当)、明治大学研究・知財戦略機構特任教授。