RUM(Rikkyo University Mission)チャペル講演会「いのちの抱擁」
INFORMATION
超高齢化社会を迎えた日本は、今後30年間は多死社会となるといわれています。
高齢者の死が増加する一方で、しかし、その死の看取りは生活から切り離され、医療現場に委ねられるようになり、さらに、核家族化、人間関係の希薄化などが進むにつれ、若年層が人のいのちの終わりに触れる機会が少なくなりつつあります。ゲームや映像の世界では、いのちが軽々に扱われ、いのちのはかなさを感じづらくなっていることも現実のように思われます。
そのような「今」という時代だからこそ、人のいのちや死、弱さやはかなさに寄り添える感性が重要なのだと思います。いのちの終わりは身近にあること、死は悲しい出来事であること、けれど、尊厳に満ちていること。人として生きるということは、そういう悲しみを切実に痛み悲しむことだと考えます。
「キリスト教に基づく教育」を建学の理念として掲げてきた本学として、今ここで考えておかなければならないことを、いのち/死という視座から考え分かち合う機会としたいと願います。
入場無料・申込不要です。どうぞお気軽に足をお運びください。
立教小/立教池袋中高/立教新座中高 校医、聖路加国際大学聖路加国際病院 顧問 小児科医
細谷 亮太 氏
詳細情報
名称
RUM(Rikkyo University Mission)チャペル講演会「いのちの抱擁」
対象者
本学学生、教職員、校友、一般
※申込不要、入場無料
※申込不要、入場無料
主催
チャプレン室