大学間連携共同教育推進事業「国際協力人材」育成プログラム
「パレスチナ人民連帯の国際年」記念シンポジウム
— 米アカデミー賞ノミネート作品『オマール、最後の選択』先行特別上映会 — ※要事前申込
INFORMATION
国連により、2014年度はパレスチナ人民連帯の国際年と定められている。パレスチナとイスラエルの2国家共存という解決策の実現により、1967年以来の占領状態に終止符を打つとともに、存続可能性と主権を備えた独立のパレスチナ国家が平和かつ安全にイスラエルと共存し、それぞれがお互いの正当な権利を認め合える関係を築き上げる上で、重要な年となる。特に11月29日は国連が定めた「パレスチナ人民連帯デー」の国際デーであり、本学ならびに明治、国際3大学で行っている大学間共同教育推進事業「国際協力人材」育成プログラムにおいて、国連広報センターと連携し、この機会にパレスチナの平和と安全について議論する。
本シンポジウムでは、本年度米アカデミー賞外国語作品賞にノミネートされた「オマール、最後の選択」を上映し、国連広報局局長代行 マーヘル・ナセル氏、および本学21世紀社会デザイン研究科/社会学部(グローバル教育センター副センター長)長教授などによるパネルディスカッションを行う。本シンポジウムの映画はアラビア語(日本語字幕付き)、パネルディスカッションは日・英の同時通訳付き(同時通訳レシーバー200台)で実施する。上映される映画「オマール、最後の選択」は、有限会社アップリンクより作品の提供を受ける。
《司会・モデレーター》
国連広報センター所長
根本 かおる 氏
2013年8月より東京国連広報センター所長。テレビ朝日アナウンス部、報道局を経て、コロンビア大学大学院にて国際関係論修士課程取得。国連難民高等弁務官(UNHCR)ネパール・ダマク事務所長、国連UNHCR協会事務局長、UNHCRジュネーブ本部民間資金調達部副部長を歴任し、現職。
《パネリスト》
国連広報局局長代行
マーヘル・ナセル 氏
1987年より国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)、ウィーンの国連薬物統制計画(現在の国連薬物犯罪事務所・UNODC)での勤務を経て、カイロの国連広報センター所長、国連情報サービス所長を歴任。2011年2月、国連広報局アウトリーチ部長に就任。2014年8月より現職。
有限会社アップリンク社長
浅井 隆 氏
寺山修司の天井桟敷舞台監督を経て、87年、有限会社アップリンクを設立。 映画の制作・配給・プロデュースを行ない、映画上映やイベントができる「UPLINK FACTORY」「UPLINK X」「UPLINK ROOM」や、 ギャラリー「UPLINK Gallery」、の他、多国籍レストラン「TABELA」なども運営。ウェブ・マガジン「webDICE」編集長。
日本国際ボランティアセンター(JVC)パレスチナ事業現地調整員[ガザ事業担当]
金子 由佳 氏
恵泉女学園大学国際社会文化学科卒業。カトリック中央協議会で日本国内の難民・移住者支援活動、JICA本部にてプロジェクト開発・平和研究支援を行ったのち、オーストラリア・クイーンズランド大学大学院にて平和・紛争解決課程で修士号を取得。その後、国連大学・サステイナビリティと平和研究所、外務省での勤務を経て、2012年7月より現職。
本学21世紀社会デザイン/社会学部教授
長 有紀枝
詳細情報
名称
「パレスチナ人民連帯の国際年」記念シンポジウム
— 米アカデミー賞ノミネート作品『オマール、最後の選択』先行特別上映会 — ※要事前申込
申し込み
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