しょうがい者スポーツ講演会「ブラインドサッカーから学ぶ、しょうがい者としょうがいの無い人が混ざり合う社会 — 世界選手権に出場(Nov 2014 in 代々木)する日本代表を応援しよう! — 」
INFORMATION
視覚にしょうがいの有る無しに関わらず、皆が当たり前に混ざり合うスポーツ社会を実現することをミッションに、日本ブラインドサッカー協会は活動しています。日本が真のグローバル社会へ進んでいくためには、しょうがいが有る人と無い人の垣根を無くすることが重要です。しかし、施設などのハードな面での垣根を無くすことは短期的に可能であるかもしれませんが、心の垣根を本当に取り払うためには世代を超えた長期的な取り組みが必要になるはずです。ブラインドサッカーは同一条件のもとで一緒に競技ができるため、お互いの触れあいや交流を持つことが自然にでき、心の垣根を無くすためにはとても有効な手段です。多くの人たちに、このスポーツを理解してもらい、そして普及することは、今後の日本にとって大変重要なことであります。ブラインドサッカーから、今後の日本の目指すべき社会を考えるという目的でセミナーを開催します。
講師
日本ブラインドサッカー協会事務局長
松崎 英吾 氏
日本ブラインドサッカー協会事務局長。慶応義塾大学システムデザイン・マネジメント研究所研究員。国際基督教大学卒。
学生時代に、偶然に出会ったブラインドサッカーに衝撃を受け、深く関わるようになる。大学卒業後は、(株)ダイヤモンド社に勤務。一般企業での業務の傍らブラインドサッカーの手伝いを続けていたが、「ブラインドサッカーを通じて社会を変えたい」との想いで、日本視覚障害者サッカー協会(現・日本ブラインドサッカー協会)の事務局長に就任。「サッカーで混ざる」をビジョンに掲げる。スポーツに関わるしょうがい者が社会で力を発揮できていない現状に疑問を抱き、しょうがい者雇用についても啓発を続ける。
ブラインドサッカー選手
内田 佳 氏
アルビノ(無メラミン)による視力しょうがい(左右共に0.05、視野は中心のみ、色弱)を持つ。
2008年4月横浜市立盲特別支援学校高等部入学後、ブラインドサッカーを始める。2011年3月同高等部卒業、2011年4月筑波大学付属視覚特別支援学校鍼灸手技療法科入学、2014年3月同科卒業。2014年4月から日本ブラインドサッカー協会に勤務し、ブラインドサッカーを通じた体験学習プログラム(スポ育)のファシリテーターとして年間150回の学校を訪問することになっており、競技のみならず普及活動においても幅広く活躍している。
詳細情報
名称
対象者
※申込不要、入場無料