公開シンポジウム「持続可能な社会作りに向けた国際ボランティアの可能性」

INFORMATION

  • 2014年7月19日(土)14:00~17:30
  • 池袋キャンパス マキムホール(15号館)地下1階 MB01教室

著しい経済発展を遂げつつあるアジアでは、経済格差や環境破壊が深刻な問題になっており、国家間も緊張状態にある。そのような現状に対して国際ボランティアは何ができるのか? 現状と課題、そして可能性について、国際協力のプロジェクトに長年取り組んできたNGOの方から学ぶとともに、大学生という立場で何ができるかについて考えるワークショップを行う。

ネパール支援活動家
垣見 一雅 氏

1939年東京生まれ。早稲田大学を卒業し順心女子学園で英語教師を務めていたが、1988年ヒマラヤ登山中に雪崩に遭い、その際にポーターが死亡してしまう。亡くなった彼の村を訪ねると厳しい条件の中で暮らす人々の姿が見えたことをきっかけに、1993年に退職し、パルパ郡ドリマラ村に定住して草の根ボランティアとして一人で活動を始める。現在は日本からの善意を運ぶパイプ役として活動中。パルパ郡の村々で要求された支援をOKと受けるところから、OKおじさんという意味で「OKバジ」と呼ばれるようになった。
日本からの寄付を、小学校の建設、初等教育教員給与、水道の敷設、貯水タンクの設置、高等教育奨学金、医療補助費、バイオガス設備建設、ソーラーパネル設置、農業互助制度の施行などにつなげて形にしている。

中国緑化活動NPO事務局長
高見 邦雄 氏

1948年鳥取県生まれ。70年に東京大学中退後、日中の民間交流事業に従事。92年「緑の地球ネットワーク」(GEN)設立に参加、94年から事務局長。毎年100~120日、中国黄土高原の農村に滞在して緑化活動をつづけている。国家友誼奨(中国政府)、大同市栄誉市民(大同市政府)2011年度緑色中国焦点人物国際貢献賞を受賞。著書『ぼくらの村にアンズが実った』(日本経済新聞社)は、中国と韓国で訳書が出版されている。また緑の地球ネットワークは、おおさか環境賞・大賞(大阪府)、明日への環境賞(朝日新聞社)、毎日国際交流賞(毎日新聞社)などを受賞している。

詳細情報

名称

公開シンポジウム「持続可能な社会作りに向けた国際ボランティアの可能性」

内容

《予定》
14:00 開演・主催者挨拶 上田 信(本学文学部教授)

14:10 講演(1) 垣見 一雅 氏「ネパールでの活動から見えてきたもの」

15:10 休憩

15:25 講演(2) 高見 邦雄 氏「国際協力活動の苦労と喜び~中国での22年~」

16:25 休憩

16:35 パネル・ディスカッション及び質疑応答

17:25 総括・まとめ

17:30 終了

対象者

本学学生、教職員、校友、一般
※申込不要、入場無料

主催

ESD研究所、NPO法人国際ボランティア学生協会(IVUSA)

お問い合わせ

NPO法人国際ボランティア学生協会(IVUSA)

E-mail

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