トランスナショナル・シネマ・シンポジウム
「共生社会を迎えた日本と韓国、そこに生きる若者たち — 『TESE』そして『ワンドゥギ』 — 」

INFORMATION

  • 2014年7月19日(土)10:00~18:10
  • 池袋キャンパス 7号館1階 7102教室

日本と韓国、二つの社会にわたって自分の根を下ろして生きる人たちがいる。自分の持つ多様な文化的ルーツを大切にしながら、彼らは両社会の国境を越えて自らのアイデンティティーを模索し、一方では自分が住んでいる社会に対する情熱と愛情を持って生きている。自分が住む場所で自ら未来を開拓しながら生きている若者たちの物語を扱った作品を中心に、在日と多文化社会の問題をジェンダーの観点で考察し、専門研究者やジャーナリスト、映画制作者や出演者たちと一緒に共生社会のための映画の役割を模索する。

姜 成明 氏

1979年生まれ。在日コリアン3世。早稲田大学卒業後、「ヒストリーチャンネル」番組制作でキャリアをスタート。主に海外ドキュメンタリーを中心に活動を行う。ドキュメンタリー番組「祖国の選択」(2008年)演出。ドキュメンタリー映画「TESE」(2011年)監督。

東京藝術大学准教授
毛利 嘉孝 氏

1963年生まれ。専門は社会学・文化研究。メディアと都市空間における政治と文化の関係を考察。

イ・ハン 氏

1970年生まれ。漢陽大学演劇映画科卒業。映画「恋愛小説」(2002年)、映画「永遠の片想い」(2004年)、映画「青春漫才 僕らの恋愛シナリオ」(2006年)、映画「私の恋」(2008年)、映画「ワンドゥギ」(2011年)監督。

韓国俳優・韓国国会議員
イ・ジャスミン 氏

1977年生まれ。フィリピン出身。韓国の俳優政治家。19代韓国の国会議員。セヌリ党所属。

詳細情報

名称

トランスナショナル・シネマ・シンポジウム
「共生社会を迎えた日本と韓国、そこに生きる若者たち — 『TESE』そして『ワンドゥギ』 — 」

内容

共生社会に生きる日韓の若者たちの多様なアイデンティティーの形成を、自分が住む場所で自ら未来を開拓しながら生きている若者たちの物語を扱った作品を中心に、在日と多文化社会の問題をジェンダーの観点で考察しながら、シンポジウムを進める。

《司会》
武田 珂代子(本学異文化コミュニケーション学部教授)

■開会挨拶(10:00~10:15)
イ・ヒャンジン(本学異文化コミュニケーション学部教授)

■映画上映(10:15~11:45)
「TESE」(姜成明監督、2011)

■発表と監督との対談(11:50~12:50)
毛利 嘉孝 氏(東京藝術大学准教授)×姜 成明 監督

■『꽃할머니』朗読と研究報告(13:50~14:35)
河合優子(本学異文化コミュニケーション学部准教授)
武田珂代子(本学異文化コミュニケーション学部教授)
Weiss Amanda(本学異文化コミュニケーション学部助教)
本学学生4名(予定)

■映画上映(14:45~16:35)
「ワンドゥギ」(イ・ハン監督、2011)

■発表と対談(16:45~17:45)
イ・ジャスミン 氏(韓国俳優政治家)×イ・ハン監督×研究者1名(調整中)

■Q&A(17:45~18:00)

■閉会挨拶(18:00~18:10)
イ・ヒャンジン(本学異文化コミュニケーション学部教授)

対象者

本学学生、教職員、校友、一般、高校生
※申込不要、入場無料

主催

異文化コミュニケーション学部、東北亜歴史財団

お問い合わせ

学部事務4課 異文化コミュニケーション学部担当

TEL:03-3985-4824

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