公開講演会・パネルディスカッション
「東日本大震災からの復興を考える — コミュニテイと防潮堤問題」
INFORMATION
東日本大震災から3年以上が経過した。一部地域を除き、復興の方向性についての合意形成が遅れ、そのデザインすら十分に描かれていない。一方で、三陸海岸に沿って10数メートルの巨大な防潮堤が総額3000億円の巨費をかけて建設されようとしている。この防潮堤が建設されると、漁業や地域社会はどのように変貌していくのであろうか。この問題を、北海道の奥尻礼文島でのケースも踏まえ検討したい。
《講演者、パネリスト》
兵庫県立大学防災教育センター長
室崎 益輝 氏
神戸大学名誉教授、兵庫県立大学防災教育センター長。専門は都市計画や防災計画で、災害ボランテイア等の対応組織に関する研究、地震時の火災動態に関する研究に従事。
《報告者、パネリスト》
名古屋大学大学院環境学研究科教授
田中 重好 氏
名古屋大学大学院環境学研究科教授。専門は地域交通、防災社会学で、コミュニテイ論の視点から地域の活性化や防災計企画の策定に関する研究に従事。
《パネリスト》
北方型住宅ECO推進協議会事務局長
大柳 佳紀 氏
北方型ECO推進協議会事務局長、奥尻町防災復興計画策定に際し、北海道立寒地住宅都市研究所の職員として参画し、奥尻等の復興計画との関係で防潮堤問題に関わる。
NPO法人・森は海の恋人副理事長
畠山 信 氏
NPO法人森は海の恋人副理事長。宮城県気仙沼湾で漁師としてカキの養殖をしながら「森は海の恋人」をキャッチフレーズに地元の漁師の人々とともに植林活動に関わる。東日本大震災で自らも被災し、地域の復興とカキの養殖の再生のために活動する。
《司会》
本学21世紀社会デザイン研究科・法学部教授、社会デザイン研究所長
中村 陽一
詳細情報
名称
公開講演会・パネルディスカッション
「東日本大震災からの復興を考える — コミュニテイと防潮堤問題」
「東日本大震災からの復興を考える — コミュニテイと防潮堤問題」
対象者
本学学生、教職員、校友、一般
※申込不要、入場無料
※申込不要、入場無料
主催
21世紀社会デザイン研究科、社会デザイン研究所、社会デザイン学会
お問い合わせ
21世紀社会デザイン研究科委員長室
TEL:03-3985-2181
月~金 11:00~18:00
月~金 11:00~18:00