観光学部を選んだ理由
学部別在学生インタビュー(大学案内2023)
2022/05/18
立教を選ぶ理由
OVERVIEW
観光学部に所属する在学生にそれぞれの学科を選んだ理由などを聞きました。
観光学部観光学科4年次 吉野 在人さん(東京都 立川国際中等教育学校)
■学科を選んだ理由
幼い頃から両親に連れられて国内外へ旅行をする機会に恵まれており、観光に興味をもつように。知らない土地を訪れ異文化に触れるという「非日常」を多く味わってきた経験を生かしたいと本学科を志望しました。観光客の行動心理を読み解いて新たなサービスを考案したり、ホスピタリティ産業の現場を見学したりと、入学前は全く考えが及ばなかったプロの視点を知ることができ、提供側と受け手側の両方から観光に対する考えを深めています。
■学科での学びをとおして得たもの
何事も批判的に見るという視点です。入学前は「訪れる人が増えれば増えるほど、観光地は栄える」と考えていました。しかし実際には、観光客が増えすぎて地元住民が地域の施設や交通機関を満足に使えなくなるオーバーツーリズムの問題が生じています。他にも「宿泊施設は安ければ安いほど満足できるのか?」「観光地に電車で向かう際、速ければ速いほど良いのか?」など、常識だと考えていたことを批判的に分析し、物事の裏側を見る視点が身につきました。
■おすすめの科目
「観光心理学」は、その名の通り心理学の観点から観光客の行動を分析する授業です。漠然と想像するにとどまっていた観光客の心理について、そのメカニズムや法則を具体的に知ることで、行動に対する理解をより深められました。講義は、旅行前・旅行中・旅行後の心理というように、時系列順で進んでいきます。最終の授業では、今までの授業で学んだことを元に新型コロナウイルスが観光客の行動や心理に及ぼした影響を議論。観光業の最新動向を、心理学を交えた新たな知見から学べたのはとても有意義でした。
幼い頃から両親に連れられて国内外へ旅行をする機会に恵まれており、観光に興味をもつように。知らない土地を訪れ異文化に触れるという「非日常」を多く味わってきた経験を生かしたいと本学科を志望しました。観光客の行動心理を読み解いて新たなサービスを考案したり、ホスピタリティ産業の現場を見学したりと、入学前は全く考えが及ばなかったプロの視点を知ることができ、提供側と受け手側の両方から観光に対する考えを深めています。
■学科での学びをとおして得たもの
何事も批判的に見るという視点です。入学前は「訪れる人が増えれば増えるほど、観光地は栄える」と考えていました。しかし実際には、観光客が増えすぎて地元住民が地域の施設や交通機関を満足に使えなくなるオーバーツーリズムの問題が生じています。他にも「宿泊施設は安ければ安いほど満足できるのか?」「観光地に電車で向かう際、速ければ速いほど良いのか?」など、常識だと考えていたことを批判的に分析し、物事の裏側を見る視点が身につきました。
■おすすめの科目
「観光心理学」は、その名の通り心理学の観点から観光客の行動を分析する授業です。漠然と想像するにとどまっていた観光客の心理について、そのメカニズムや法則を具体的に知ることで、行動に対する理解をより深められました。講義は、旅行前・旅行中・旅行後の心理というように、時系列順で進んでいきます。最終の授業では、今までの授業で学んだことを元に新型コロナウイルスが観光客の行動や心理に及ぼした影響を議論。観光業の最新動向を、心理学を交えた新たな知見から学べたのはとても有意義でした。
観光学部交流文化学科4年次 秋山 樹里さん(東京都 三田高等学校)
■学科の魅力
特定の地域に住む人々の暮らしや言語、宗教など、さまざまなものが研究対象になり、深く考察することができます。そうした学びから、普段見過ごしている「当たり前」を見直したり、既存の概念を捉え直したりして新たな視座を得られる点に魅力を感じます。授業では、国内外を問わず多くの事例を扱います。「もっと多くのことを知りたい」と好奇心が刺激され、気になることは自分で調べたり、実際に足を運んだりして自発的に学びを深めるようになりました。
■研究テーマ
地図や街並みの写真を眺めるのが好きだったため、地理学の視点から観光を分析する観光地理学を選択しました。研究の際には、特定地域の地図を年代別に見比べ、現地を訪問し地域の成り立ちや地域住民の文化を深く学びます。実際に北九州市や宇都宮市などへフィールドワークで赴き、商店街や旧市街など地図を片手に歩き回りました。またインタビューをとおして住民の地域への思いを知り、観光地化の裏側にある人々の暮らしや地域のあり方について、課題点も含めて考えを深めることができました。
■将来の目標
学びから得た多角的な視点を生かして、人と地域のために尽力できる仕事がしたいと考えています。地域と一口で言っても、観光地や商業地、居住地など種類の異なる場所があり、それぞれに人々の生活があります。フィールドワークで調査を重ねるごとに、都市部の課題を解決したいと考えるようになりました。都市では多くの人が暮らしているため、さまざまな人の立場に立って課題を解決する必要があります。一人ひとりが豊かに暮らせるよう、行動することが私の目標です。
特定の地域に住む人々の暮らしや言語、宗教など、さまざまなものが研究対象になり、深く考察することができます。そうした学びから、普段見過ごしている「当たり前」を見直したり、既存の概念を捉え直したりして新たな視座を得られる点に魅力を感じます。授業では、国内外を問わず多くの事例を扱います。「もっと多くのことを知りたい」と好奇心が刺激され、気になることは自分で調べたり、実際に足を運んだりして自発的に学びを深めるようになりました。
■研究テーマ
地図や街並みの写真を眺めるのが好きだったため、地理学の視点から観光を分析する観光地理学を選択しました。研究の際には、特定地域の地図を年代別に見比べ、現地を訪問し地域の成り立ちや地域住民の文化を深く学びます。実際に北九州市や宇都宮市などへフィールドワークで赴き、商店街や旧市街など地図を片手に歩き回りました。またインタビューをとおして住民の地域への思いを知り、観光地化の裏側にある人々の暮らしや地域のあり方について、課題点も含めて考えを深めることができました。
■将来の目標
学びから得た多角的な視点を生かして、人と地域のために尽力できる仕事がしたいと考えています。地域と一口で言っても、観光地や商業地、居住地など種類の異なる場所があり、それぞれに人々の生活があります。フィールドワークで調査を重ねるごとに、都市部の課題を解決したいと考えるようになりました。都市では多くの人が暮らしているため、さまざまな人の立場に立って課題を解決する必要があります。一人ひとりが豊かに暮らせるよう、行動することが私の目標です。
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