池袋キャンパス12号館 2/2 旧12号館の解体とタイムカプセルの発見、現在の12号館
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2021/06/17
トピックス
OVERVIEW
旧12号館は、戦前は中学校の校舎として使用され、戦後、1948年に立教高校が設立されると中学校、高校共用の校舎として使用されます。60年に高校が新座に移転し、旧12号館は2、3階が大学の研究室に、1階が中学校の施設として使用されました。
左:「いしずえ」から発見されたタイムカプセル/右:旧12号館の礎石「いしずえ」
このように利用されてきた旧12号館は「池袋校地再開発整備計画」の一環として解体され、現在の12号館が建設されます。この旧12号館の解体中の99年8月に礎石「いしずえ」から鉛製のカプセルが発見されました。「いしずえ」の下段の礎石には明治時代の中学校の資料やキリスト教に関する資料、埋設当時の新聞や古銭など42点の資料が、上段の大正時代の礎石には当時の立教中学校の関係資料や新聞、古銭といった12点の資料が収められていました。
現在の12号館は、2012年にロイドホール(18号館)が竣工するに際して、地下階にあった社会科学系図書館はロイドホールに設置された池袋図書館と接続・統合し利用されています。(完)
現在の12号館は、2012年にロイドホール(18号館)が竣工するに際して、地下階にあった社会科学系図書館はロイドホールに設置された池袋図書館と接続・統合し利用されています。(完)
タイムカプセル内に収められていた資料
※参考文献伊藤俊太郎『立教中学校100年史』1998年
※本記事は季刊「立教」256号(2021年4月発行)をもとに再構成したものです。定期購読のお申し込みはこちら
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