立教学院聖パウロ礼拝堂 1/2 
新座キャンパスの象徴——立教学院聖パウロ礼拝堂の誕生

写真で見る立教いま・むかし

2020/10/14

トピックス

OVERVIEW

1963年4月25日、「立教学院聖パウロ礼拝堂」が落成しました。正門に対して中心線上にあり、北側の立教高等学校(現・立教新座中学校・高等学校)と南側の立教大学(キャンパスの開校は1990年)の間に位置し、「象徴的焦点」として配置されています。

キャンパス全景[1975年](『立教高等学校50年誌』)/写真のほぼ中央に立つのがベルタワー。チャペルの回廊は、立教の「立」の字のロゴの形になるように配置されている

設計にあたった建築家、アントニン・レーモンドは、1カ月間別荘にこもって構想を練ったとのことで、アーチを組み合わせたコンクリート打ち放しの独特の外観を持つものとなりました。窓には、レーモンド夫人の手によって、コンクリートに直接ガラスを埋め込んだ、カラーグラスが入れられました。

1967年には、チャペル会館とベルタワーが完成し、五角形の回廊によってチャペルとつながれました。ベルタワーには、イギリスのビッグ・ベンやアメリカの「自由の鐘」などを鋳造した、ロンドンのホワイトチャペル・ベル・ファンドリー製のベルが取り付けられています。

建設中の礼拝堂(立教新座中学校・高等学校所蔵)/当初は、柱や梁を使わないシェル構造が計画されていた

コンクリート打ち放しの外観[1980年代](立教新座中学校・高等学校所蔵)

新座キャンパス全景[2016年10月撮影]

立教学院展示館

立教学院の歴史と伝統、教育と研究の取り組みを貴重な資料や写真、映像で紹介しています。

※開館スケジュール等は、Webサイトの開館カレンダーをご確認ください。

立教学院展示館事務室 TEL:03-3985-4841
【Web】https://www.rikkyo.ac.jp/research/institute/hfr/

CATEGORY

このカテゴリの他の記事を見る

トピックス

2024/11/25

立教大学の英語名「St. Paul's」から「RIKKYO」...

写真で見る立教いま・むかし

お使いのブラウザ「Internet Explorer」は閲覧推奨環境ではありません。
ウェブサイトが正しく表示されない、動作しない等の現象が起こる場合がありますのであらかじめご了承ください。
ChromeまたはEdgeブラウザのご利用をおすすめいたします。