自分らしく活躍する力を育むグローバル・リーダーシップ・プログラム(立教GLP)
立教大学
2022/01/19
リーダーシップ教育
OVERVIEW
立教GLPは、世界中のどこででも、誰とでも目標達成に向けて行動できる「リーダーシップ」が身に付く教育プログラムです。
今回は、コロナ禍においてもグローバルに活躍できる力を育む、体験的なプログラムについて紹介します。
※立教GLPは、全学共通科目で経営学部のリーダーシップ教育を基としています。
グローバル・リーダーシップ・プログラム(立教GLP)とは
立教大学が考えるリーダーシップとは、役職/権限/カリスマ性に関係なく、誰もが持っていて、誰もが発揮できる力です。それぞれが自分の個性を生かし、意識的に行動することでチームの目標達成に貢献する力を「国際標準の新しいリーダーシップ」として、その獲得を目指します。
立教GLPでは、目標共有・率先垂範・同僚支援の3要素を軸に、履修生が自分らしいリーダーシップに気付く入門段階から、異文化環境でも効果的に発揮することを目指す応用段階まで、実践を通して段階的に学びます。
立教GLPでは、目標共有・率先垂範・同僚支援の3要素を軸に、履修生が自分らしいリーダーシップに気付く入門段階から、異文化環境でも効果的に発揮することを目指す応用段階まで、実践を通して段階的に学びます。
立教GLPの5つの特徴
1 GLOBAL
多様な背景を持つ人たちと共に活動することで多様性への理解力と対応力を身に付ける。
2 ACTIVE
自分で考えて自分で動くことで成果を生み出す。その過程で学び、成長する。
3 REAL
企業・団体や社会のリアルな課題に取り組む。新たな価値を学生から創り出す。
4 SELF
それぞれに異なる「自分らしさ」を軸にする。どんな変化の中でも自分から行動する。
5 SKILLS
リーダーシップを発揮するためのスキルを実践し、磨いていく。
8科目を自身の目的に合わせて学ぶ—立教GLP開講科目
【日本語開講/英語開講】立教GLPの科目では、学生自身の目標や学習計画に応じて、日本語・英語等自由に組み合わせて受講することが可能です。立教大学が提唱する「誰もが持っているリーダーシップ」を鍛える積み上げ式のプログラムで、効果的にリーダーシップを身に付けることができます。
GL101(日本語開講/企業コラボ)
リーダーシップ入門
企業から出題されるプロジェクト課題に少人数グループで取り組み、メンバー全員がリーダーシップの発揮を試みます。
企業から出題されるプロジェクト課題に少人数グループで取り組み、メンバー全員がリーダーシップの発揮を試みます。
GL111(英語開講/企業コラボ)
Introduction to Leadership
GL101と同内容を全て英語で実施します。留学生と一緒に企業等から与えられた課題に取り組みます。
GL101と同内容を全て英語で実施します。留学生と一緒に企業等から与えられた課題に取り組みます。
GL102(日本語開講)
他者のリーダーシップ開発
学習理論などを学びながら、自身の問題を題材に他者のリーダーシップ開発について考えます。
学習理論などを学びながら、自身の問題を題材に他者のリーダーシップ開発について考えます。
GL103(日本語開講)
リーダーシップ・コミュニケーション
リーダーシップを発揮する際のコミュニケーションについて、グループワークで理論と実践から学びます。
リーダーシップを発揮する際のコミュニケーションについて、グループワークで理論と実践から学びます。
GL201(日本語開講/企業コラボ)
質問力を活用したリーダーシップ開発
アクションラーニングやコーチングという手法を用いて質問力を訓練し、リーダーシップの発揮に役立てます。
アクションラーニングやコーチングという手法を用いて質問力を訓練し、リーダーシップの発揮に役立てます。
GL202(英語開講)
Leadership through Inquiry
GL201で身に付けた質問力を英語でも使えるように訓練。留学生と一緒にミニプロジェクトを実行します。
GL201で身に付けた質問力を英語でも使えるように訓練。留学生と一緒にミニプロジェクトを実行します。
GL302※1(英語開講)
Leadership in a Changing World
権限を得たときのリーダーとしての振る舞いや考え方を多様なワークを通して身に付けます。
※1 2021年度は休講。
権限を得たときのリーダーとしての振る舞いや考え方を多様なワークを通して身に付けます。
※1 2021年度は休講。
GL301※2(英語開講/海外体験)
Practical Training as a Leader(グローバル・リーダー海外実践)
香港・ベトナム・アメリカ等での海外学習プログラムに参加し、リーダーシップの発揮に挑戦します。
※2 2021年度の状況はWebサイトをご覧ください。
香港・ベトナム・アメリカ等での海外学習プログラムに参加し、リーダーシップの発揮に挑戦します。
※2 2021年度の状況はWebサイトをご覧ください。
GL101の授業の流れ
グループワークや振り返りを通してリーダーシップの多様なあり方に気が付き、自分なりのリーダーシップを知るとともに、その発揮の方法を身に付けます。
立教GLP経験者の学生がSA(Students Assistant)・CA(Course Assistant)として授業に参加。自身の経験を基に受講生をサポートします。
コロナ禍でのGLP
左:教室とクライアント企業とがオンラインでやりとりをする様子/右:オンライン授業の様子
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、2020年度のGLPは全科目オンラインで実施しましたが、2021年度は状況を見ながら、オンラインと対面を組み合わせて実施しています。学生がZoomなどのオンラインツールを効果的に使用し授業に参加できるよう、機材の利用方法や配信時の設定などのマニュアルを整備。オンライン参加者と対面参加者がどちらも豊かなコミュニケーションができるよう環境を整えています。
※本記事は季刊「立教」258号(2021年11月発行)をもとに再構成したものです。定期購読のお申し込みはこちら
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。
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