憐み深く恵みに富む神
チャプレンのことば
2016/11/28
キリスト教とチャペル
OVERVIEW
チャプレンからのメッセージです。
チャプレン長 五十嵐 正司
憐み深く恵みに富む神
名前はその本質を表す。聖書ではそのように考えて神の名前を人々に提示します。少々長い名前となりますが、出エジプト記34章6節以降に次のように記されています。
「主、主、憐み深く恵みに富む神、忍耐強く、慈しみとまことに満ち、幾千代にも及ぶ慈しみを守り、罪と背きと過ちを赦す。しかし罰すべき者を罰せずにはおかず、父祖の罪を子、孫に三代、四代までも問う者。」
前半は喜びと希望を与えてくださる神を思い浮かべますが、後半は身が引き締まる思いにさせられます。前半は言うまでもなく神の愛が伝えられ、罪と背きと過ちを犯しても、人生の再出発をわたしたちに促す神の心が伝えられます。後半の「罰すべき者を罰せずにはおかず」との言葉は、神の秩序から逸脱するものは存続することができないとの厳しい宣言といえます。しかし子、孫が同じ過ちを犯さないようにと配慮する神の愛を嬉しく思います。
「主、主、憐み深く恵みに富む神、忍耐強く、慈しみとまことに満ち、幾千代にも及ぶ慈しみを守り、罪と背きと過ちを赦す。しかし罰すべき者を罰せずにはおかず、父祖の罪を子、孫に三代、四代までも問う者。」
前半は喜びと希望を与えてくださる神を思い浮かべますが、後半は身が引き締まる思いにさせられます。前半は言うまでもなく神の愛が伝えられ、罪と背きと過ちを犯しても、人生の再出発をわたしたちに促す神の心が伝えられます。後半の「罰すべき者を罰せずにはおかず」との言葉は、神の秩序から逸脱するものは存続することができないとの厳しい宣言といえます。しかし子、孫が同じ過ちを犯さないようにと配慮する神の愛を嬉しく思います。
※本記事は季刊「立教」238号(2016年11月発行)をもとに再構成したものです。定期購読のお申し込みはこちら
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