ステンドグラス-卒業記念品(小学校チャペル)
チャペルの豆知識
2016/01/01
キリスト教とチャペル
OVERVIEW
チャペルにまつわる豆知識をご紹介します。
諸天使礼拝堂(小学校チャペル)
立教小学校では1962年(昭和37年)から鉄筋コンクリート校舎の建築が進められ、チャペルと講堂は1966年に完成しました。設計は新座キャンパスにある立教学院聖パウロ礼拝堂と同じレーモンド建築設計事務所によるもので(アントニン・レーモンドの設計としては、東京女子大学チャペル・講堂、群馬音楽センターなどが著名です。)打ち放しコンクリートの現代的なスタイルは、当時の建築雑誌に掲載されるほどでした。
このチャペル内には多くの卒業記念品が飾られ、特にステンドグラスはチャペル内に14枚、チャペル入口に5枚あります。
このチャペル内には多くの卒業記念品が飾られ、特にステンドグラスはチャペル内に14枚、チャペル入口に5枚あります。
第3回生卒業記念品 原画:和田平三郎氏
ステンドグラス
1966年(昭和41年)、チャペルと講堂の棟が新築された。そのチャペルの堂内に、第3回生から第8回生、第10回生、第14回生から第20回生の卒業記念としてステンドグラスがある。「天使と被造物」というテーマで、東京聖アンデレ教会の信徒でありチャペルニュースの題字でもおなじみの故・和田平三郎画伯にデザインしていただいたもので ある(監修は三坂耿一郎元教諭・伊藤高清元校長)。チャペル入口のステンドグラスのうち4枚が、第21回生から第24回生の卒業記念品で、「福音書」のシンボルをテーマに、第21回生の氏家龍哉君が6年生の時に描いた天使と伊与部がデザインした獅子、牛、鷲である。これらのガラスは特注したもので、壊してしまうと修復しても同じものは手に入らないと言われている。(参考:伊与部宏思『立教小学校五十年誌』1999.1.25)
1966年(昭和41年)、チャペルと講堂の棟が新築された。そのチャペルの堂内に、第3回生から第8回生、第10回生、第14回生から第20回生の卒業記念としてステンドグラスがある。「天使と被造物」というテーマで、東京聖アンデレ教会の信徒でありチャペルニュースの題字でもおなじみの故・和田平三郎画伯にデザインしていただいたもので ある(監修は三坂耿一郎元教諭・伊藤高清元校長)。チャペル入口のステンドグラスのうち4枚が、第21回生から第24回生の卒業記念品で、「福音書」のシンボルをテーマに、第21回生の氏家龍哉君が6年生の時に描いた天使と伊与部がデザインした獅子、牛、鷲である。これらのガラスは特注したもので、壊してしまうと修復しても同じものは手に入らないと言われている。(参考:伊与部宏思『立教小学校五十年誌』1999.1.25)
第59回生卒業記念品 原画:伊藤高清元校長 「クリスマスの日のひつじたち」より
なお、チャペル入口付近にある第59回生の卒業記念品のステンドグラスは、伊藤高清元校長の書かれた「クリスマスの日のひつじたち」のお話の挿絵をもとにデザインされています。
これらは、これからも大切にしていきたい、「チャペル」と「チャペルのタカラモノ」です。
立教小学校 遠山 章夫
これらは、これからも大切にしていきたい、「チャペル」と「チャペルのタカラモノ」です。
立教小学校 遠山 章夫
〔『チャペルニュース』第577号 2014年6・7月号/連載「チャペルのタカラモノご紹介します!」より〕
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