これまでの経験における思考プロセスを明確にし、入社後に力を発揮する姿を伝える努力をした

大手証券会社 内定 天野 澪さん

2021/11/10

キャリアの立教

OVERVIEW

大手証券会社内定の文学部文学科フランス文学専修 天野 澪さんによる就職活動体験談です。

天野 澪さん Mio Amano

志望業界
金融(証券)

インターンシップエントリー社数・・48社
インターンシップ参加社数・・・・・29社
説明会参加社数・・・・・・・・・・38社
本選考エントリー社数・・・・・・・21社
本選考面接社数・・・・・・・・・・7社
OB・OG訪問数・・・・・・・・・・31人

人と人との繋がりが就職活動の支えになった

この就職活動を通して印象に残ったことが2つあります。1つ目は、夏のインターンシップ先で聞いた「経験の規模より、何を考えて何を行ったかが重要」という人事担当者の言葉です。経験内容よりも思考プロセスを明確にすることで、「自分の価値観をアピールすること」と「面接官にその企業で活躍するイメージを持ってもらうこと」に役立ちました。

2つ目は、社会人の方との繋がりがどんどん増えていったことです。OB・OG訪問ツールを活用して知り合った方以外にも、アルバイト先のお客様や趣味のパドルサーフィンの知り合いからも志望業界で働く方をご紹介いただきました。そこから人の輪が広がって、さまざまな方に相談に乗っていただき、振り返るととても人に恵まれた就職活動を行うことができました。

オンライン方式・対面方式両方の面接対策を行うことが大切

面接に関しては、緊張のせいで早口になる傾向があったので、面接官の話すスピードと同じくらいの速さを意識するようにしました。また、オンラインならではのテクニックとして、事前にアピールポイントをまとめたフリップを用意して、視覚的にインパクトを与えることで自分のことを覚えてもらい、他の学生との差別化を図りました。オンラインの選考には慣れていましたが、対面面接の練習機会がなかったため、対面での最終面接は不安な気持ちで臨むことになりました。オンラインが主流でも、私のように最終面接は対面という企業も多いと思うので、対面の面接対策もきちんとして、どちらにも慣れておくことをお勧めします。

最終的には、女性の働きやすい環境が整っている点やOB・OG訪問を通じて感じた価値観の近さが決め手となり、第一志望の証券会社に決めました。

私の就活ヒストリー

私のお役立ち就活アイテム

作成した自己紹介の資料を面接の最初に見てもらい、伝えたいことや聞きたいことをはっきりさせることで、深く自分のことを知ってもらえるようにしました。

ここが効いた!私のエントリーシート

採用担当者がESを1回読んだだけでも内容が伝わるよう、「自分の何を知ってほしいか」を簡潔に書きました。また、自分の強みがどんな場で、どのように活かせるのかは、業界・業種ごとに異なるため、それぞれの企業に自分の強みが合致するように伝え、「同じ会社の一員として一緒に働ける人材かどうか」をイメージしてもらえるような工夫もしました。


POINT 採用担当者に伝えたい内容が正しく伝わっているか客観的な視点で推敲
自分の伝えたいことと相手への伝わり方に乖離がないか、客観的に振り返ることが大切です。そのため、使う言葉の選出や文章の組み立ては慎重に行いました。

これで成功!私の必勝自己PR 自分で決めた目標に対して粘り強く取り組む力をアピール

大学に入学してから始めたパドルサーフィンにおいて、最下位の成績から上位をめざした経験を、目標に対して粘り強く取り組む力が備わっている例としてアピールしました。

~後輩達へのメッセージ~ 業界・企業の絞り込みは慎重に行いましょう

就職活動を行うことは、ほとんどの方が初めての経験です。早い段階で業界や企業を絞り込むと、誤った判断のまま先へ進んでしまう場合もありますので、絞り込むタイミングは見極める必要があります。自分だけの持ち味を武器に、その時々に自分ができることを精一杯して悔いのない就職活動をしてください。


※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご注意ください。

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