スピーディな総合商社の選考には OBや社員からの情報収集で立ち向かおう

大手総合商社内定 滝尾 亮太さん

2018/10/11

キャリアの立教

OVERVIEW

大手総合商社内定の観光学部観光学科 滝尾 亮太さんによる就職活動体験談です。

滝尾 亮太さん Ryota Takio

志望業界
IT(ソフトウェア)商社(総合・鉄鋼専門)、損害保険、メーカー
エントリー社数・・・・・・12社
説明会参加社数・・・・・・10社
OB ・OG・先輩訪問数・・・14人
面接社数・・・・・・・・・8社

OB探しについての悩みなどキャリアセンターで相談し解決

海外を飛び回って仕事をする母の姿に幼い頃から憧れ、自然と「海外で働く」ということが目標となっていました。最初の合同説明会で商社が持つ資金力やネットワーク、商社マンの海外でさまざまな人たちをまとめながら、ノウハウを組み合わせて形にしていく働き方に魅力を感じ、その後もインターンシップなどで業界研究を進めていくうちに更に志望度は高まっていきました。
就活を進める中で、OB訪問を重視していましたが、総合商社のOBがなかなか見つからない時期があり、苦労しました。その時はキャリアセンタースタッフにOB・OGの探し方についてアドバイスをいただき、とても助かりました。その他、面接が重なった時の相談などにものっていただきました。

OB訪問を重視した就活商社の選考はスピード勝負

OB訪問は業界や企業の研究、ES添削、面接の相談までのってくださることもあるのでとても役立ちます。もっと多くの方のお話を聞きたかったくらいです。私は知り合いや紹介、ネットを駆使してOBを探しました。また、商社の選考はスピード勝負ということもOB訪問で聞きました。実際、選考が早い順に内定は出ていくので、面接解禁日の6月1日は何社も出向きました。選考自体も数日で決まってしまうことが多かったです。
ビジネスの内容が類似する総合商社業界の中で、私がこの企業に決めたのは、自分の性格や人生観と社風が合っていると感じたためです。成長や結果に対して貪欲な姿勢が、自分の過去や向かいたい将来と重なっていると思いました。現在は英語や簿記の勉強を進めており、入社後はどんな環境に置かれても現地のスタッフと信頼を築ける社員となって、大きなプロジェクトを成し遂げたいです。

私のお役立ち就活アイテム

自己分析からES、面接の準備まですべてこれ1台で行い、バッグには常に入っていました。素早い対応と時間の有効活用に役立ちました。

ここが効いた!私のエントリーシート

体育会系で商社志望の学生は多いため、私は「体育会+αで差別化すること」が必要だと感じていました。そのため、アメフトやラグビーで培った、タフで諦めない部分や課題解決力をアピールしつつも、語学留学の経験や、その経験の中でゼロから周りと信頼関係を築いていく力を身につけたことをアピールしました。他にもアルバイトやゼミにも真剣に取り組んでいたエピソードなども盛り込み、多様な経験を持つ学生というイメージを持ってもらうようにしました。
POINT 話を聞くだけでなくES作成/添削もOB訪問を活用
積極的にOB訪問をする中でES添削もしていただきました。2次・3次の面接官レベルの役職の方もいらっしゃったので大変参考になりましたし、商社の仕事について聞いたことを自己PRに反映できました。

これで成功!私の必勝自己PR コミュニケーションが取りにくい環境下でも周囲から信頼を得る

留学先で加入したラグビー部で、国籍もモチベーションも異なるメンバーをどうチームとしてまとめ上げ、信頼関係を築いたかをアピール。商社の仕事内容からも留学経験についてはよく聞かれました。

後輩達へのメッセージ 周りの意見に左右されず自分が正しいと思う道を

就活中は「体育会でも主将でないと商社は通過しない」などと根拠のない噂をよく耳にしましたが、私は自分を信じて行動することで後悔せず、納得のいく就活ができました。ぜひ、OB・OG訪問など先輩方の力も大いに借りながら、自分のなりたい将来像に向かって突き進んでください。

※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご注意ください。

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