スポーツにおける一貫連携教育を実現するセントポールズ・アクアティックセンター
立教大学
2015/06/16
アスリート&スポーツ
OVERVIEW
2015年3月、新座キャンパスに室内温水プール「セントポールズ・アクアティックセンター」が完成しました。50m×10コースを備えた国内基準競泳プール仕様で、立教大学と立教新座中学校・高等学校の授業、課外活動で利用されるほか、立教大学生や教職員の福利厚生施設として利用されます。また、10月からは新座市民(新座市に在住・在勤・在学する中学生以上)への開放も予定しています。
多種多様に開かれた、立教らしい施設となるために
日本水泳連盟常務理事 立教大学水泳部総監督 安部 喜方
立教大学統括副総長 経営学部教授 白石 典義
日本水泳連盟常務理事であり本学水泳部総監督の安部喜方氏と白石典義統括副総長にお話を伺いました。
立教大学統括副総長 経営学部教授 白石 典義
日本水泳連盟常務理事であり本学水泳部総監督の安部喜方氏と白石典義統括副総長にお話を伺いました。
多種多様に開かれた、立教らしい施設となるために 幅広い年代が利用できる公認プールが新座キャンパスに完成
安部 喜方
白石 2015年3月、立教学院の新座キャンパスに、50メートル×10コースで公認大会も開催可能な、国内最大級の室内温水プール「セントポールズ・アクアティックセンター(以下、SPAC)」がオープンしました。日本水泳連盟の常務理事を務めていらっしゃる安部さんには、企画段階からその運用や活用に至るまでさまざまなアドバイスを頂きました。
安部 立教大学体育会水泳部の総監督として、立教の理念を尊重したチームづくりをしてまいりましたが、SPACはまさに立教らしさが詰まった施設だといえます。
白石 立教学院は、小学校から大学そして大学院に至るまで、建学の精神と理念に基づく一貫連携教育を行っています。また、新座キャンパスの「地域に開かれた」というコンセプトにふさわしく、新座市民の皆さまの利用も想定しているため、SPACはあらゆる年代の方が活用できる施設を目指しました。
安部 幅広い世代が、多岐にわたる目的のもと利用するプールということで、安心かつ安全なプールをつくることに注力しました。また、完成後の管理体制にも配慮しています。ローコストで管理できる上、環境にも優しいことが今の時代には求められますから。一方で、記録が出やすく、国内標準の公認大会を開催できるプールを目指し、東京辰巳国際水泳場と遜色のない最新の設備を備えたプールが完成しました。
白石 4月には初の公式戦となる「第23回東京六大学春季対抗戦」が開催され、トップ選手も出場しましたが、実際に試合をご覧になっていかがでしたか。
安部 「記録の出るプール」にふさわしく、21の種目で大会新を記録しました。選手たちからも泳ぎやすいという声を聞いています。プールが非常にコンパクトに設計されているため、選手たちにとって動線が分かりやすく、競技に集中できるようです。もちろん、一般の方や生徒・学生の皆さんにとっても、使いやすい仕様になっています。
白石 SPACは、トップ選手のみならず、小・中学生から地元の高齢者の方まで幅広い方が利用しますので、何より使い勝手がよいことが重要です。また、各世代が多目的に活用できるプールというコンセプトだけではなく、実際にその目的を実現させるために多岐にわたって工夫が見られます。まず、プール内部の床面が可動式になっています。また、真ん中で二つに区切ることで、25メートル×8コースの2面としての活用が可能です。
安部 可動床は、0から2メートルまで、6段階に調節できるため、使う人や利用目的にあわせて床の高さを変えられます。例えば、片面では高齢者の方がウォーキングを楽しむため90センチメートルに、もう片面では、中学生が水泳を行うため110センチメートルに設定するなど、大変便利です。床高を0に設定すれば、床面が「ふた」の役割をして温度管理ができるため、水温を上げるための光熱費の節約にもなります。
白石 ローコストでの運営という点では、大雪の際、雪の重みで屋根が崩壊しないよう安全対策として、プールの水を循環させて除雪できる仕組みを導入しています。
安部 これも日本で初めての取り組みとして、特に雪の多い地域から注目されているようです。また、屋根にはトップライトを採用し、日が差し込むようになっているため昼間は照明をつける必要がなく、さらに冬は暖かく、空調コストも節減可能な構造になっています。
安部 立教大学体育会水泳部の総監督として、立教の理念を尊重したチームづくりをしてまいりましたが、SPACはまさに立教らしさが詰まった施設だといえます。
白石 立教学院は、小学校から大学そして大学院に至るまで、建学の精神と理念に基づく一貫連携教育を行っています。また、新座キャンパスの「地域に開かれた」というコンセプトにふさわしく、新座市民の皆さまの利用も想定しているため、SPACはあらゆる年代の方が活用できる施設を目指しました。
安部 幅広い世代が、多岐にわたる目的のもと利用するプールということで、安心かつ安全なプールをつくることに注力しました。また、完成後の管理体制にも配慮しています。ローコストで管理できる上、環境にも優しいことが今の時代には求められますから。一方で、記録が出やすく、国内標準の公認大会を開催できるプールを目指し、東京辰巳国際水泳場と遜色のない最新の設備を備えたプールが完成しました。
白石 4月には初の公式戦となる「第23回東京六大学春季対抗戦」が開催され、トップ選手も出場しましたが、実際に試合をご覧になっていかがでしたか。
安部 「記録の出るプール」にふさわしく、21の種目で大会新を記録しました。選手たちからも泳ぎやすいという声を聞いています。プールが非常にコンパクトに設計されているため、選手たちにとって動線が分かりやすく、競技に集中できるようです。もちろん、一般の方や生徒・学生の皆さんにとっても、使いやすい仕様になっています。
白石 SPACは、トップ選手のみならず、小・中学生から地元の高齢者の方まで幅広い方が利用しますので、何より使い勝手がよいことが重要です。また、各世代が多目的に活用できるプールというコンセプトだけではなく、実際にその目的を実現させるために多岐にわたって工夫が見られます。まず、プール内部の床面が可動式になっています。また、真ん中で二つに区切ることで、25メートル×8コースの2面としての活用が可能です。
安部 可動床は、0から2メートルまで、6段階に調節できるため、使う人や利用目的にあわせて床の高さを変えられます。例えば、片面では高齢者の方がウォーキングを楽しむため90センチメートルに、もう片面では、中学生が水泳を行うため110センチメートルに設定するなど、大変便利です。床高を0に設定すれば、床面が「ふた」の役割をして温度管理ができるため、水温を上げるための光熱費の節約にもなります。
白石 ローコストでの運営という点では、大雪の際、雪の重みで屋根が崩壊しないよう安全対策として、プールの水を循環させて除雪できる仕組みを導入しています。
安部 これも日本で初めての取り組みとして、特に雪の多い地域から注目されているようです。また、屋根にはトップライトを採用し、日が差し込むようになっているため昼間は照明をつける必要がなく、さらに冬は暖かく、空調コストも節減可能な構造になっています。
市民と生徒・学生が交流する場として期待される
白石 典義
白石 現在、すでに立教新座中学校・高等学校と大学で利用を開始していますが、10月からは、新座市民(新座市に在住・在勤・在学する中学生以上)への開放も予定しています。新座キャンパスにはコミュニティ福祉学部もあり、「コミュニティ」が一つのキーワードになっています。秋の学園祭「IVY Festa」は地域の方々が毎年大勢いらしてくださいます。こうした流れから、SPACについても、地域の方々に交流していただくことを前提に計画を進めてきました。新座市からも、健康増進のためにプール設置の必要性を認めながら、これまで実現できていないという背景があったようで、大変期待していただいています。高齢者の健康増進は、国の医療費負担の問題と密接にかかわってきます。コミュニティ福祉学部の学生が、そうした普段授業で学んでいる社会課題を実践として学べる場としての活用も考えられます。
安部 新座市民との交流としては、大学の水泳部が地域の子どもたちに対し、水泳教室を開催しており、今年で43年になります。これまで実に3万人以上の子どもたちが参加してくれています。これも立教大学の大きな特長の一つでしょう。
白石 水泳教室のほか、野球教室や馬術教室など、地域に開かれたスポーツ教室を開催しています。
安部 水泳教室の趣旨は、単に速く泳げる方法を子どもたちに教えるだけではありません。指導にあたる水泳部員は「泳げることが当たり前」という前提があります。しかし、泳げないことが普通という場に遭遇し、そうした子どもたちに泳ぎ方を教える難しさを体験することで、選手たちも大きな成長を遂げます。子どもたちの視点になって改めて自分たちが取り組む水泳というスポーツを見つめることがとても大切なのです。
白石 私も見学に行ったことがありますが、大学生は子どもから見て目線が近く、お兄さん、お姉さんという感覚なのでしょう。スイスイ泳ぐ大学生を見て、自分たちもこうなりたいという憧れも手伝い、参加した子どもたちも成長する様子が見て取れました。まさに楽しみながら、チャレンジする気持ちが生まれることも、大きな意義の一つです。おかげさまで申し込み日には行列になるほどの人気です。今年の夏からは、SPACで開催する予定ですが、どのような形になるのか楽しみです。
安部 今の子どもたちは、ちょうど東京オリンピック・パラリンピックを5年後に控え、一層スポーツへの関心が高まっていると思います。そこで、ぜひ知ってほしいのが「パラリンピック」の存在です。
白石 確かに、自分たちとは違ったバックグラウンドを持っているパラリアンがチャレンジする様子を目の当たりにすることは、大きな刺激になると思います。立教大学では、池袋キャンパスにある「ポール・ラッシュ・アスレティックセンター」の室内温水プールを、パラリアンの練習場として利用いただいています。
安部 新座キャンパスには新しい陸上競技場をはじめ、多くの体育施設も備わっているため、さまざまな種目のパラリアンに練習場所を提供することも考えられます。これは立教、特に新座キャンパスならではのメリットであり、まさにコミュニティ福祉を考える上で、キャンパス全体が実践の場となります。
安部 新座市民との交流としては、大学の水泳部が地域の子どもたちに対し、水泳教室を開催しており、今年で43年になります。これまで実に3万人以上の子どもたちが参加してくれています。これも立教大学の大きな特長の一つでしょう。
白石 水泳教室のほか、野球教室や馬術教室など、地域に開かれたスポーツ教室を開催しています。
安部 水泳教室の趣旨は、単に速く泳げる方法を子どもたちに教えるだけではありません。指導にあたる水泳部員は「泳げることが当たり前」という前提があります。しかし、泳げないことが普通という場に遭遇し、そうした子どもたちに泳ぎ方を教える難しさを体験することで、選手たちも大きな成長を遂げます。子どもたちの視点になって改めて自分たちが取り組む水泳というスポーツを見つめることがとても大切なのです。
白石 私も見学に行ったことがありますが、大学生は子どもから見て目線が近く、お兄さん、お姉さんという感覚なのでしょう。スイスイ泳ぐ大学生を見て、自分たちもこうなりたいという憧れも手伝い、参加した子どもたちも成長する様子が見て取れました。まさに楽しみながら、チャレンジする気持ちが生まれることも、大きな意義の一つです。おかげさまで申し込み日には行列になるほどの人気です。今年の夏からは、SPACで開催する予定ですが、どのような形になるのか楽しみです。
安部 今の子どもたちは、ちょうど東京オリンピック・パラリンピックを5年後に控え、一層スポーツへの関心が高まっていると思います。そこで、ぜひ知ってほしいのが「パラリンピック」の存在です。
白石 確かに、自分たちとは違ったバックグラウンドを持っているパラリアンがチャレンジする様子を目の当たりにすることは、大きな刺激になると思います。立教大学では、池袋キャンパスにある「ポール・ラッシュ・アスレティックセンター」の室内温水プールを、パラリアンの練習場として利用いただいています。
安部 新座キャンパスには新しい陸上競技場をはじめ、多くの体育施設も備わっているため、さまざまな種目のパラリアンに練習場所を提供することも考えられます。これは立教、特に新座キャンパスならではのメリットであり、まさにコミュニティ福祉を考える上で、キャンパス全体が実践の場となります。
立教学院が重視するスポーツ教育の新たな拠点に
50m×10コースにしたSPAC全景
白石 立教大学ではリベラルアーツ教育を重視していますが、なかでもスポーツ教育の持つ役割は非常に大きいと考えています。人格を形成する上でスポーツを通して身に付けられることが数多くあります。リーダーシップやフォロワーシップ、そしてチームワークといった集団における他者との関係性はもちろん、目標に向かって努力するスピリットや、勝負の厳しさ、さらには礼儀や相手への敬意といったスポーツパーソンシップを学べることが、スポーツによる教育が果たす大きな機能ではないでしょうか。
安部 大学では正課としてのスポーツ教育のほか、体育会へ加入し、スポーツに打ち込むことで貴重な経験をし、成長するという側面もあります。
白石 立教大学は他大学と比べ、体育会への加入率が約10%と、やや高いのが特徴です。
安部 私が総監督を務める水泳部は、合宿所で集団生活をしながら活動していますが、大学4年間でどれだけ成長できるか。これを保護者の方は期待されます。また、トップ選手であっても授業免除などの優遇措置があるわけではなく、文武両道を大切にするのが立教体育会の特長。授業と部活動の両立に加え、その他さまざまな正課外活動や就職活動など、昔と比べ今の学生は忙しいといわれています。こうした環境の中では、効率よく時間をマネジメントすることが求められますが、このような技術は社会でも求められます。
大学の体育会は、強制的にやらされるものではなく、自分の意思が最も重要。活動は学生の自主性に任せており、監督はあくまでサポートするという役割です。水泳部にもさまざまな形で入学してきた部員がいます。全員が速い選手というわけではありません。社会に出ると、いろいろな人との競争を余儀なくされます。そうした意味でも、体育会を通して学び取れることは多いのではないでしょうか。
白石 さまざまなスポーツを通して、チャレンジする心を養い、克服する喜び、そして失敗などの経験を通してどれだけ成長できるか。学びに多様性があるのがスポーツの良いところですね。上級生はリーダーとしての役割を果たし、チームとしての目的をしっかり共有させる。さらにはどうやって部員のモチベーションを上げていくかを常に考える。1年を通して何かを達成することでグンと成長するのです。これは、体育会に限らず、ゼミ活動などの学業でも可能なのですが、立教大学ではこうした活動がキャンパス内で盛んに行われています。
安部 さらに年に一度、立教学院(立教小学校、立教池袋中学校・高等学校、立教新座中学校・高等学校、立教大学)と立教女学院(立教女学院小学校、立教女学院中学校・高等学校)の水泳部員が集まり「オール立教スイミングフェスティバル」が開催されます。今年第23回を迎える伝統ある活動で、今後もこうした一貫連携教育を進めていきたいと考えています。
白石 水泳以外にも、バスケットボールやラグビーなどで、一貫連携教育を実践しています。一貫連携教育は、将来自分が進学する学校の先輩と交流できるため、自分の将来を可視化できるというメリットもあります。学校として、このように成長の可能性がある機会を準備することが今後一層求められるでしょう。
安部 SPACはこれまでできなかったことを実現してくれるプールとして、今後ますますその活用が期待されています。私もたくさんの施設を見てきましたが、ここまで開かれ、多目的なプールはほかに類を見ません。一般学生も利用できる時間があるので、リラックスやリハビリといった面から、水泳部だけではなく、他の体育会の選手も活用することができそうです。
白石 まさに、今後さまざまな面での活用が可能となり、新たな立教学院の魅力となりそうです。これからもよろしくお願いします。
(2015年4月22日 池袋キャンパス太刀川記念館にて)
写真撮影・社会学部現代文化学科4年次 黄 庸夏
安部 大学では正課としてのスポーツ教育のほか、体育会へ加入し、スポーツに打ち込むことで貴重な経験をし、成長するという側面もあります。
白石 立教大学は他大学と比べ、体育会への加入率が約10%と、やや高いのが特徴です。
安部 私が総監督を務める水泳部は、合宿所で集団生活をしながら活動していますが、大学4年間でどれだけ成長できるか。これを保護者の方は期待されます。また、トップ選手であっても授業免除などの優遇措置があるわけではなく、文武両道を大切にするのが立教体育会の特長。授業と部活動の両立に加え、その他さまざまな正課外活動や就職活動など、昔と比べ今の学生は忙しいといわれています。こうした環境の中では、効率よく時間をマネジメントすることが求められますが、このような技術は社会でも求められます。
大学の体育会は、強制的にやらされるものではなく、自分の意思が最も重要。活動は学生の自主性に任せており、監督はあくまでサポートするという役割です。水泳部にもさまざまな形で入学してきた部員がいます。全員が速い選手というわけではありません。社会に出ると、いろいろな人との競争を余儀なくされます。そうした意味でも、体育会を通して学び取れることは多いのではないでしょうか。
白石 さまざまなスポーツを通して、チャレンジする心を養い、克服する喜び、そして失敗などの経験を通してどれだけ成長できるか。学びに多様性があるのがスポーツの良いところですね。上級生はリーダーとしての役割を果たし、チームとしての目的をしっかり共有させる。さらにはどうやって部員のモチベーションを上げていくかを常に考える。1年を通して何かを達成することでグンと成長するのです。これは、体育会に限らず、ゼミ活動などの学業でも可能なのですが、立教大学ではこうした活動がキャンパス内で盛んに行われています。
安部 さらに年に一度、立教学院(立教小学校、立教池袋中学校・高等学校、立教新座中学校・高等学校、立教大学)と立教女学院(立教女学院小学校、立教女学院中学校・高等学校)の水泳部員が集まり「オール立教スイミングフェスティバル」が開催されます。今年第23回を迎える伝統ある活動で、今後もこうした一貫連携教育を進めていきたいと考えています。
白石 水泳以外にも、バスケットボールやラグビーなどで、一貫連携教育を実践しています。一貫連携教育は、将来自分が進学する学校の先輩と交流できるため、自分の将来を可視化できるというメリットもあります。学校として、このように成長の可能性がある機会を準備することが今後一層求められるでしょう。
安部 SPACはこれまでできなかったことを実現してくれるプールとして、今後ますますその活用が期待されています。私もたくさんの施設を見てきましたが、ここまで開かれ、多目的なプールはほかに類を見ません。一般学生も利用できる時間があるので、リラックスやリハビリといった面から、水泳部だけではなく、他の体育会の選手も活用することができそうです。
白石 まさに、今後さまざまな面での活用が可能となり、新たな立教学院の魅力となりそうです。これからもよろしくお願いします。
(2015年4月22日 池袋キャンパス太刀川記念館にて)
写真撮影・社会学部現代文化学科4年次 黄 庸夏
※本記事は季刊「立教」233号 (2015年6月発行)をもとに再構成したものです。定期購読のお申し込みはこちら
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復活した強きチーム
——夢を託された次世代の躍動
準硬式野球部
プロフィール
PROFILE
日本水泳連盟常務理事、立教大学水泳部総監督、立教大学体育会OB・OGクラブ副会長、株式会社花門フラワーゲート専務取締役
1975年経済学部卒業。立教中学校から大学まで水泳部に所属。2004年アテネ五輪競泳競技の審判ほか、数多くの国際大会で審判として活躍。2020年東京オリンピック・パラリンピックの
水泳競技責任者。現在、上記のほか、(公財)日本オリンピック委員会マーケティング委員、(公財)日本体育協会総合企画委員を務める。
◆白石典義(しらいし のりよし)
立教大学統括副総長、経営学部国際経営学科教授
1977年立教大学社会学部卒業。1981年6月UCLA経営大学院経営学研究科経営学修士修了。国際大学大学院国際経営学研究科講師を経て、1989年4月立教大学社会学部助教授に着任。1997年4月同教授。2006年4月経営学部教授。立教大学体育会長。社会学部長、経営学部長を歴任。
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご注意ください。