国際平和と安定、貧国削減といった地球全体の問題解決のために働く
UNDP(国連開発計画)パプアニューギニア事務所 和泉寿之さん
2017/03/07
立教卒業生のWork & Life
OVERVIEW
UNDP(国連開発計画)パプアニューギニア事務所で、国際平和と安定、貧国削減といった地球全体の問題解決のために働く和泉寿之さんにお話を伺いました。
現在の職場で働く魅力を教えてください。
国連で働いていると世界中のあらゆる国に赴任する可能性があり、自分と異なる価値観に触れることができるため、視野が広がり人として成長できます。また、一企業や一国家のために仕事をしているわけではなく国際平和と安定、貧国削減といった地球全体の問題解決のために仕事をしています。そうした使命感、誇りをもって仕事をできることに喜びを感じており、辛かったり行き詰ったときに一歩前へ進む原動力になっています。
国際機関で活躍するために、どのような能力が必要だとお考えでしょうか?
発展途上国の現場が国際機関で働く上での醍醐味であり、最もやりがいがあると思っています。一方、途上国での勤務は生活環境や治安の問題、「阿吽の呼吸」が通じないなど思い通りにいかないことも多くあります。なにか困難を感じたとき、楽観的に万事うまくいくと前向きに取り組む姿勢が重要だと感じています。
国際機関での勤務を目指している方にメッセージをください。
国際機関でのキャリア構築には、正解はありません。パッションをもって使命感を忘れずに努力を重ねれば必ず道は開けます。世界のどこかで一緒に仕事ができるのを楽しみにしています。幸運を祈っています。
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プロフィール
PROFILE
和泉 寿之 さん
前職 在エチオピア日本大使館
2002年社会学部産業関係学科卒業
修士号(開発マネジメント) London School of Economics (LSE)(イギリス)
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご注意ください。