大学時代から福祉と向き合い続け、新たな価値の必要性に気づきました

特定非営利活動法人 ケア・センターやわらぎ 寺脇 幹彦さん

2014/01/01

立教卒業生のWork & Life

OVERVIEW

特定非営利活動法人 ケア・センターやわらぎにて高齢者デイサービスの管理者をしている、寺脇幹彦さんにお話を伺いました。

アルバイトにインターンシップ 多様な現場経験は一生の宝

私が介護や福祉に興味を持つようになった理由は2つあります。1つは、子どもの頃、母が祖母を介護している姿に感銘を受けたため。もう1つは、中高の通学電車で出会った行商のおばあさんたちと仲良くなり、年配の方と関わる仕事がしたいと思うようになったためです。

大学時代は、人材紹介ベンチャー企業へのインターンシップや北区NPO・ボランティアぷらざでのアルバイトなど、福祉やビジネスについて現場から考える日々でした。

特に3年次のインターンシップは、3カ月の間に高齢者デイサービスでの介護サポートをしながら、何かひとつ自主企画プロジェクトを行うという充実した内容で、仕事のおもしろさを知るとともに、進路を考えるうえでもとても意義のあるものとなりました。

時代に即した福祉を実現するためにはビジネスのスキルも必要

現在は、インターンシップでお世話になったケア・センターやわらぎで高齢者デイサービスの管理者をしています。就職について迷っている時に「法人本部職員として働かないか」と声をかけてもらい、これからの時代は、福祉の仕事にもビジネスのスキルが必要だと考えていたため、現場を含め幅広く経験できることに魅力を感じ入社しました。

私は、社会起業家を目指しており、大学でも社会起業について学んでいました。授業で学んだ事例や得た知識は、今の仕事に大変役立っています。また、福祉という営みは奥深く、とてもやりがいがあるものです。それを広く伝えるために、社会起業も含め、時代に即した新たな価値が生み出せるよう、今後も愚直な努力を続けたいと思います。
※所属や業務内容はインタビュー時(2013年)の内容です。
※卒業時の学科表記となっています。

大学では体育会の合気道部に所属していました。 技を磨くとともに、OB・OGとの交流から、礼儀や組織の中での立ち居振る舞いなど社会人としての基礎を学びました。

プロフィール

PROFILE

寺脇 幹彦 さん

コミュニティ福祉学部 コミュニティ福祉学科※ 2005年3月卒業
特定非営利活動法人 ケア・センターやわらぎ

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