立教大学の中期計画情報公開・データ
2023年から2027年に向けての中期計画
大学の中期計画は、2021年度に策定された「大学運営の基本方針」に基づいて策定されています。
中期計画 主な事業と目標
方針
- 本学ならではのリベラルアーツ教育を強力に推進するため、「RIKKYO Learning Style」の完成に向けた取り組みを進めます。
- リーダーシップ教育を全学的に展開するスキームを検討·実施します。
- RIKKYO Learning Styleのさらなる発展をめざし、「グローバル教養副専攻」、「導入期教育」の充実、「立教サービスラーニング(RSL)」を含む社会連携教育や体験学習を推進します。
概要
RIKKYO Learning Styleは本学が目指すリベラルアーツ教育を実現するための根幹となる仕組みです。
本学ならではのリベラルアーツ教育を積極的に展開することを目指し、「世界をよりよく認識し、読み解き、そして働きかけ、変えていける」学生を育てられるよう取り組みを進めます。
本学ならではのリベラルアーツ教育を積極的に展開することを目指し、「世界をよりよく認識し、読み解き、そして働きかけ、変えていける」学生を育てられるよう取り組みを進めます。
中期目標
- RIKKYO Learning Style第2ステージの展開
- キャンパス横断型授業の効果検証
- 新たなサービスラーニングの設計
- eポートフォリオの活用促進
方針
- 一貫連携教育の理念、現状等々を点検し今後の展開をつなげていくことが課題です。学院一貫連携教育が「大学にとっても大きな強み」となるよう、小、中・高と丁寧に協議しつつ、より強力に推進する仕組みを検討します。
概要
一貫連携教育の理念を教職員が学び、共有します。また、一貫連携教育担当常務理事を設置し、各種企画運営と学校間接続の役割を担う各委員会の設置によるバックアップ体制の構築を目指します。さらに、一貫連携教育の推進と聖公会関係学校との連携を担う組織「一貫連携教育推進室」の設置や、小・中・高・大学が共に教育開発・教授法開発・ICT活用などを行うFD組織を設け、現行のフォーラム機能を移管することを目的とした「一貫連携教育センター」の設置の検討により、事務体制の強化を図ります。中期目標
- ①(1)一貫連携教育理念の共有促進 (2)プログラムの充実化 (3)学修支援の可視化
- ②一貫連携教育運営体制の強化 (1)担当常務理事等の設置 (2)会議・委員会体制 (3)事務組織 (4)教員組織の連携強化
方針
- FD・SDとして、ワークショップ、交換授業等、新たな運営方法を検討するための学部等の独自の取り組みに対し、予算措置を含む支援を検討します。
- 社会的な変革や時代の要請等に応じた新しい図書館の在り方について、学部・研究科等の意見を広く聞きながら検討を進めます。
概要
大学図書館が知の創出を支える基盤であることをふまえ、その機能の拡充を漸進させます。資料の電子アーカイブ化を進め、新たな授業技術開発に資する取り組みを進めます。また、誰一人取り残すことのない学びを支える機能として、学修支援やLA+ピアサポートの充実に努めます。なお、オープンサイエンスへの対応として、インフラの整備が整い次第、その運用・活用を進めていきます。中期目標
- 電子図書館機能の拡充
- 学修支援体制の整備
- LA+ピアサポーターの積極配置
- オープンサイエンスへの対応と各種方針の策定
方針
- 「キャリアの立教」(ブランド・イメージ)の、より一層の浸透を図ります。
- 学部との連携を深めながら、学部の特性に合わせた支援を行っていきます。
- 留学生、大学院生等、個々のプロフィールに応じ、きめ細かい支援を拡充します。
概要
キャンパスのダイバーシティ促進に貢献するため、様々な学生のプロフィールに応じたキャリア支援・就職支援のプログラムを拡充していきます。また、社会のニーズを先取りしたプログラムを積極的に実施していきます。そして、プログラムの効果を検証し、"キャリアの立教"のブランディングイメージのさらなる浸透を図ります。中期目標
- 学生のプロフィールに応じたキャリア支援·就職支援プログラムの充実
- アフターコロナに対応した現行のプログラムの継続的改善、および社会ニーズを先取りした新しいプログラムの開発と実施
- キャリア支援・就職支援関連のデータ情報の取得率向上と、データの利活用
- “キャリアの立教”のブランドイメージの向上
スーパーグローバル大学創成支援事業(TGU事業)
方針
- 学生の留学機会を確保すべく協定校を積極的に開拓し、国際交流寮の整備も含め、外国の学生が本学に留学するための仕組みを整えます。また、各学部・全学共通カリキュラム等で英語による授業を増やす取り組みを、 COVID-19後の新たな環境を念頭に置きつつ進めます。
- TGU 事業は2023 年度の最終年に向けて、目標達成に向け、必要な取り組みを計画します。
概要
本学の国際化戦略であるRikkyo Global24のもと、外国の大学への学生の送り出し、外国からの留学生の受け入れ、教育内容および支援体制の国際化等を推進し、日本の大学の国際化を牽引する創造性、展開力、自己変革力を持った大学を目指すとともに「専門性に立つグローバル教養人」の育成を進めています。また、2023年度に本事業の補助期間が終了した後の本学の国際化のあり方について、その理念的な基礎づけを与えるとともに、具体的な取り組みについて構想します。
中期目標
- TGU事業の最終評価に向けた取り組み
- オンラインの積極的活用
- 学生の意識改革
- 質的成果への着目
- 大学内での共通認識の醸成
Rikkyo Study Project(RSP事業)
方針
- 学生の留学機会を確保すべく協定校を積極的に開拓し、国際交流寮の整備も含め、外国の学生が本学に留学するための仕組みを整えます。
また、各学部・全学共通カリキュラム等で英語による授業を増やす取り組みを、 COVID-19後の新たな環境を念頭に置きつつ進めます。
- TGU 事業は2023 年度の最終年に向けて、目標達成に向け、必要な取り組みを計画します。
概要
2022年9月より、TGU事業のもとでの留学生受け入れ新制度である Rikkyo Study Projectとして、日本語により所属する学部の専門性を学ぶNEXUSプログラム、および英語によりこれを行うPEACEプログラムの2プログラムを開設しました。外国の高校を卒業した学生を受け入れる本格的なプログラムとして、安定的な運営および進展を図ります。
中期目標
- 正規外国人留学生の受け入れ増による学生の多様化
- キャンパスの国際化の一層の推進
- 英語トラック選抜制度の安定的運営
- 奨学金制度の安定的運営
- 寮制度の安定的運営
- 英語トラック選抜制度の安定的運営
大学の国際化促進フォーラム事業
方針
- 学生の留学機会を確保すべく協定校を積極的に開拓し、国際交流寮の整備も含め、外国の学生が本学に留学するための仕組みを整えます。
また、各学部・全学共通カリキュラム等で英語による授業を増やす取り組みを、 COVID-19後の新たな環境を念頭に置きつつ進めます。
- TGU 事業は2023 年度の最終年に向けて、目標達成に向け、必要な取り組みを計画します。
概要
TGU事業の成果について、大学間のネットワークにより、国際化促進フォーラム事業を他大学に水平的に展開するとともに、本学も他大学の成果の共有を受け、これを実施します。これにより、本学を含む日本国内の大学の国際化を一層促進することを目指します。中期目標
- ポストコロナ時代の海外交流の新たな方策や知見の獲得
- 本学学生が受講できるオンライン海外プログラムの増加
- 他大学が有する外国大学・機関とのネットワークの活用
大学の世界展開力強化事業
方針
- 学生の留学機会を確保すべく協定校を積極的に開拓し、国際交流寮の整備も含め、外国の学生が本学に留学するための仕組みを整えます。また、各学部・全学共通カリキュラム等で英語による授業を増やす取り組みを、 COVID-19後の新たな環境を念頭に置きつつ進めます。
- TGU 事業は2023 年度の最終年に向けて、目標達成に向け、必要な取り組みを計画します。
概要
ソウル大学校、北京大学およびシンガポール国立大学と本学による「リベラルアーツ教育」をテーマとした大学間国際コンソーシアム「The Asian Consortium for Excellence in Liberal Arts and Interdisciplinary Education(The ACE)」を形成しました。そして、The ACEを基盤とした国際共同副専攻の展開により、現代のアジアさらには国際社会の諸問題の解決について思考・行動できる人材を育成します。
中期目標
- リベラルアーツ教育の国際共同教育の枠組みの形成
- 「アジア発未来共創型グローバルリーダー」の養成
- 大学間相互研修を通じた交換留学の質保証の向上
- 学生の国際交流に伴うキャンパスの国際化
方針
- 「社会連携/ 社会貢献」が大学の役割であることを強く認識し、一層積極的に取り組むと同時に、その活動を発信しさらなる連携に結びつけます。
- 自治体、国、国連、経済・産業界、他大学・教育機関、NGO・NPO をはじめとする市民団体など、さまざまなステークホルダーと連携します。
- 地球環境への貢献を大学の責務として、立教サービスラーニング(RSL)における教育などを通じ、カーボン・ニュートラルの取り組みに関与できる学生を育てるとともに、企業との共同研究を推進します。
- 「誰一人取り残さない」ことを主題とする SDGs( 持続可能な開発目標)は本学の「 建学の精神」とも高い親和性を有しています。
17 の目標全体を推進するために、全学的ネットワークの構築など、全学的なSDGs 推進体制を整えます。
概要
【地域連携の強化】
地域の課題に取り組む社会教育プログラム(地域連携ワークショップ)を実施し、豊島区や新座市との関係の一層の強化を図るとともに、東京都、埼玉県、首都圏以外の自治体や大学、組織との連携を図ります。また、陸前高田グローバルキャンパス(RTGC)の今後の在り方の検討、陸前高田市をフィールドとした学内プログラムの企画実施および支援を行います。
【SDGsの推進強化】
授業以外でも「SDGs」に関連する体験的なプログラムを複数用意することで、SDGsを実践する学生の増加を目指します。また、22年度に設置された「立教学院カーボンニュートラル推進連絡会」の活動として、引き続き22年2月に発表されたカーボンニュートラル宣言及びロードマップの推進を展開します。
中期目標
【地域連携の強化】
- 地元豊島区(池袋)、新座市との連携強化、東京都・埼玉県・首都圏以外の団体との連携推進
- 陸前高田サテライトの今後の在り方検討
【SDGsの推進強化】
- 「SDGs」を実践する学生を拡大
- 立教学院カーボンニュートラル推進連絡会の活動の展開
方針
- 池袋キャンパスは、キャンパス価値の向上と既存建物の改修・更新について、「キャンパスメーキング基本構想」に基づき、2035年までの整備計画の具体化に着手します。
- 新座キャンパスは、その独自性、特徴を踏まえた全体的な発展構想を策定します。
- 新座キャンパス体育施設と富士見総合グラウンドの課題を整理し整備構想を策定します。
概要
【池袋キャンパス】
キャンパス価値の向上と将来的な学生数と教職員の増加計画に対応することを目的に、2020年度に策定された池袋キャンパスメーキング基本構想にもとづき、「大学運営の基本方針」に示された池袋キャンパスの新学部設置構想をはじめとする新たな教学構想を実現する具体的な施設整備計画の策定を行います。
【新座キャンパス】
2023年度に予定されているスポーツウエルネス学部・研究科の設置、コミュニティ福祉学部・研究科の改組や全学的な教学展開に対応する新座キャンパスメーキング基本構想にもとづく新座キャンパス第一期整備計画を策定・実施します。また、学生数の増加に対応する施設環境の整備を目的に、2025年4月の利用開始を予定している新座新棟(仮称)の建設事業計画と、新座新棟(仮称)利用開始までの施設整備計画を具体化します。
中期目標
【池袋キャンパス】
- 池袋キャンパスメーキング第一期整備計画の策定
- 新学部設置に伴う教学規模拡大への対応
- 新ミッチェル館(仮称)建設計画の具体化
【新座キャンパス】
- 新座キャンパス第一期整備計画の策定・実施
- 新座新棟(仮称)建設計画にもとづく建設工事の実施
- 2024年度の施設整備(スポーツウエルネス学部・研究科開設に伴う既存施設の改修や機能移転を段階的に実施)
方針
- 全学的かつ中期的視点によって、情報インフラの整備、情報活用型組織への変革、大学運営を支える基本的なICT 環境の整備・運用を目指します。
概要
2021年度までに進めてきた情報戦略1.0で整備した情報基盤のもと、大学で確立した情報戦略体制を学院に拡大し、大学教育領域、一貫連携教育領域、研究・学術領域、および組織運営領域への貢献を具体化する情報戦略2.0を推進します。中期目標
- 情報インフラ整備
- 学生の利便性向上
- 教職員の働き方改革推進
- 高次な情報活用型組織への発展
創立150周年に向けて
立教大学創立150周年に向けての施策は以下より