地域と連携した活動(新座市・埼玉)社会連携・地域連携
1990年に開校した新座キャンパスは当時より「地域に開かれたキャンパス」を標榜しており、現在も4つの学部(観光学部・コミュニティ福祉学部・現代心理学部・スポーツウエルネス学部)それぞれが、キャンパスが立地する埼玉県新座市や埼玉県内を中心に多彩な地域連携を行っています。
自治体と連携した活動例
新座市「にいざプラスカレッジ」
市の⽣涯学習推進の⼀環として、市内にある3⼤学の後援により開講しています。本学は、スポーツウエルネス学部の支援の元、「ウエルネスコース(定員30名・全7回)」を設置し、受講生は自分自身の心と体の健康とスポーツについて、講義に実技を交えながら学ぶことができます。
新座キャンパス教養講座「新座市内大学公開講座」
市⺠のために、市と市内にある3⼤学が連携し、様々な講座を提供しています。本学では、新座キャンパスにある4つの学部が年度ごとに交代で、教養講座を実施。各学部は、専門に基づき、市民の方の知的好奇心を満足させるような講義を提供するよう努めています。
新座市民のための「クリスマスコンサート」
市民に人気のコンサートです。子どもからご高齢の方まで幅広い世代の方々に楽しんでいただけるプログラムで行っています。本学の学生団体により、吹奏楽アンサンブルとジャズ、2つの音楽を楽しめます。この時期、点灯する正門前のクリスマスイルミネーションも人気です。
新座市ちびっこふるさと探検隊
新座市と栃木県那須塩原市との交流事業で、子どもたちを交互に派遣し、史跡や文化を楽しみ、学び、ふるさと意識を芽生えさせることを目的としています。この事業に観光学部の舛谷ゼミも協力し、宿泊先となった本学「太刀川記念交流会館」等で子どもたちとの交流が行われました。
学生と新座市⻑との懇談会
市内3⼤学の学⽣が、市⻑に政策に関わる企画提案を毎年⾏っています。大学生の柔軟な思考で斬新なアイデアの市政への提案を期待されてのもの。2023年度は、コミュニティ福祉学部コミュニティ政策学科の原田晃樹ゼミが参加し、その専⾨を活かし、市⻑に対して政策提⾔を⾏いました。
「⼤江⼾新座祭り」1DAYボランティア
新座市で開催される「⼤江⼾新座祭り」において、⽴教チームの学⽣ボランティアが24名参加し、その運営をサポートしました。⽴教チームの学⽣は、「射的の屋台運営」「⼦ども対象の抽選会ブース」「阿波踊り進⾏サポート」などの活動をしました。また野球部は阿波踊りに参加します。
体育会水泳部「水泳教室」
毎年8⽉の夏休み期間を利⽤して3〜12歳の⼦どもたちを対象に⽔泳教室を⾏っています。開始からすでに50回を超えるこの水泳教室は、部員全員で企画から実施まで⾏い、安全で楽しく、かつ本格的な教室を運営していて、近隣から人気の教室です。充実した室内プールで行われます。
学園祭「IVY Festa」
「IVY Festa」は、学⽣団体の活動発表の場であると同時に、地域との交流の場として、近隣の知名度も⾼く、近年は開催期間中にのべ10,000名を超える来場者を迎えます。ステージでのパフォーマンスや演奏、⼦どもたちが楽しめる企画なども充実し、「地域のお祭り」として親しまれています。
体育会野球部「立教野球教室」
体育会野球部が、毎年新座市の児童150名を定員に、「立教野球教室」を行っています。野球部員が練習メニューを作成し、当日の運営をします。8,400平方メートルの人工芝を備えた野球部の専用グラウンドで行われます。同じく人工芝が整備された全天候型の室内練習場も使用します。
体育会サッカー部「立教サッカー教室」
体育会サッカー部が、毎年新座市の児童100名を定員に、「立教サッカー教室」を行っています。男子チーム、女子チーム双方が協力し運営します。毎年参加を楽しみにしてくれている⼦どもも多く、学⽣にとっても地域貢献ができる貴重な機会となっています。
体育会馬術部「立教乗馬教室」
教室のテーマは「高さ2.5mから見る景色!~馬とお友達になって背中に乗せてもらおう~」。馬について理解を深める講義や馬具の説明を受けた後、馬術部員による模範演技、乗馬体験、馬の写生、蹄鉄磨きを行い、最後に全員で餌やりを体験しました。
体育会テニス部「立教テニス教室」
毎年、体育会テニス部が新座市の一般市民40名、児童20名を対象におこなっている教室です。テニス部の部員が練習メニューを作成し、当日の運営をします。毎年参加を楽しみにしてくれている常連の市民も多く、学⽣にとっても地域貢献ができる貴重な機会となっています。
RSL—ローカル(地域共生)
埼玉県熊谷市をフィールドとして、「農福連携」に取り組む企業での農作業や地域に根ざした体験(ハンディキャップをもつ⽅々との農作業やワークショップなど)を通して、地域における社会的包摂のあり⽅やローカルな視点から持続可能な社会をつくるために必要な視点や⽅法を学びます。
RSL—コミュニティ(埼玉)「自立と社会福祉」
新座市が主催する学習⽀援事業に協⼒しており、⽣活保護受給世帯や⽣活困窮世帯の⼦どもを対象とした⾼校進学のための学習教室を新座キャンパス教室等で行っています。教室に参加する小中学⽣への学習サポートを通して、貧困と格差、社会的包摂を巡る諸問題についての理解を深めます。
防災イベント「防災×アウトドア×大学」
コミュニティ福祉学部コミュニティ政策学科・原田峻ゼミの学生から、若い人たちに防災への興味を持ってもらうことをテーマとして防災とアウトドアを連携させたイベントを提案し、埼玉県と協力してイベントを開催しました。起震車体験や防災食の実食、防災スタンプラリーなど様々な企画がありました。
地域活性化「ぶらって埼玉プロジェクト」
観光学部は武蔵野銀⾏との産学連携協定に基づく取り組みとして、2008年度より埼⽟県の観光活性化を⽬的に「ぶらってまち歩きMAP」や「フリーペーパー」を発⾏してきました。2023年3月には「ぶらって草加」を発行し、2024年度にはシリーズ12作目となる「ぶらって朝霞」を発行します。
埼玉県知事と学⽣の意⾒交換会
埼⽟県との包括連携協定に基づく連携推進の⼀環として、若者の感性を県政に⽣かすとともに、学⽣に対して⽣きた学習の場を提供することを⽬的に知事との意⾒交換会を実施しています。2023年度はコミュニティ福祉学部の学⽣が「防災」「男性の育児」をテーマに提⾔を⾏いました。
埼⽟県吉⾒町道の駅との連携
観光学部は全国の「道の駅」と協定を締結し、学⽣の実践的な学びとして様々なプログラムを実施しています。その一例として、東徹ゼミナールの学⽣たちが埼⽟県吉⾒町の「道の駅いちごの⾥よしみ」と連携して、毎年「道の駅」を舞台とした夏祭りなどイベントを企画・実施しています。
子ども大学ふじみ/⼦どもスポーツ⼤学
本学の富⼠⾒総合グラウンドが⽴地している埼玉県富⼠⾒市への地域貢献として、毎年運営に協⼒しています。2024年度は、スポーツウエルネス学部の奇二准教授が講師をつとめ、「出発☆びん沼いきもの発見隊~富士見市の自然を観察しよう!~」と題し、児童30名が自然を楽しみました。
埼⽟県⼩川町観光まちづくりの提案
観光学部 西川ゼミナールでは、埼⽟県⼩川町などの地域で観光まちづくりに取り組む⾏政や⺠間事業者と連携して、実践的な観光まちづくりに関わっています。学⽣たちは、地域に⾜繁く通い、住⺠や事業者、⾏政職員などと交流しながら調査結果を発表・提案しています。
コミュニティ福祉学部「地域学への招待」(新座市との連携授業)
この授業では、新座キャンパスの位置する新座地域について多角的に学ぶため、新座・武蔵野に詳しい歴史研究者、新座市役所の職員、社会活動を行う地縁団体等の代表を招請します。ゲストスピーカーの講義を踏まえて、グループごと新座のフィールドワークを行います。
「さいたまマラソン」1DAYボランティア
フルマラソン「さいたまマラソン」に、大会運営を支えるボランティアとして立教チームの学生ボランティアが参加しています。2023年度の立教チームの学生16人は「35km給水所」の運営を担当し、ランナーに声援を送りながら、ランナーの給水(スポーツドリンクの補給)のサポートをしました。
埼玉県横瀬町「日本一歩きたくなる町」
横瀬町の掲げる理想像「日本一歩きたくなる町」の実現に観光学部舛谷ゼミナールが協力しています。「あしがくぼの氷柱」でランタン企画や、「撮って巡ってよこぜ旅」では、観光客にゼミ生が事前に作成したマップを手にスポットを回ってもらい、横瀬の魅力をSNSに投稿してもらいました。
志木街道「立教通り」看板設置
「もっと立教が新座市にあることを地域に知ってほしい」「学生にも新座市に愛着をもってもらいたい」という地域連携の観点から、埼玉県、新座市、埼玉県警、埼玉県土木事務所、地元町内会等の協力のもと、「立教通り」の看板が志木街道のスクールバス走行区間に5か所設置されました。
埼玉県議会議員との意見交換会
コミュニティ福祉学部コミュニティ政策学科の濵田江里子ゼミは、県内大学生と埼玉県議会議員との意見交換会に参加しました。県議会として初めての取り組みで、若者と政治の距離をどう縮めるかをテーマに、地方議会は何ができるかを学生の視点から提案し活発な意見交換がなされました。
EQUiA(エキア)志木との連携
陸上競技部男子駅伝チームが練習拠点を置く新座キャンパスの東武東上線最寄り駅である志木駅内の商業施設「EQUiA志木」の各店舗が、立教150周年のお祝いと駅伝応援キャンペーンとして、お客様に対し、オリジナルクリアファイル、ステッカー、応援チラシを配布に協力いただきました。
東武鉄道×立教学院連携企画
東武鉄道の協力を得て、創立150周年記念企画として東武東上線において1年間、池袋駅と志木駅の発車メロディを本学院の校歌や応援歌に基づくパイプオルガンで演奏した音源を流しました。「立教学院創立150周年記念乗車券」も発売し、初日は発車メロディお披露目式を行いました。
志木駅南口商店会との連携
志木駅南口商店会では、志木駅周辺道路に花を植えています。2024年度は立教創立150周年のお祝いとして、商店会や地元企業の皆様、地元の小学生とともに本学体育会ラグビー部も参加して、立教カラーを意識した紫のペチュニアを植え、お祝いのプレートも設置しました。
ボランティア活動
立教卒業生のご家族が経営する「権田酒造株式会社(埼玉県熊谷市)」を活動先として、“日本酒造り”を支えるボランティア活動を実施。伝統産業の継承や経営の安定化など、酒造りを取り巻く多様な課題に接しながら、酒造で働く方々と協働し、日本酒の仕込み作業に取り組みました。